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2018.11.28

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保育園・幼稚園で子どもに読み聞かせたい人気の絵本

保育園・幼稚園で子どもに読み聞かせたい人気の絵本

絵本の読み聞かせはお子さんの成長に欠かせないもの。ここでは子どもたちに絵本を読み聞かせる理由と、人気の絵本をお子さんの年代別にご紹介します。

保育園・幼稚園では毎日のように絵本の読み聞かせを行いますが、これにはどういった理由があるのでしょうか。実は絵本の読み聞かせには、子どもたちの成長を後押しする大きな役割があるのです。
意識的に「聞く」ことで、流れてくる言葉の音を理解しようと集中します。聞き慣れない言葉を繰り返し聞くことで、その音を言葉や単語として認識できるようになるのです。また絵本では、人間の他にもさまざまなキャラクターが登場しますよね。モノや動物などが擬人化していること、ストーリーになっていることで親しみやすく、子どもたちが名前を覚えるのに役立ちます。
絵本は次の展開をうまく想像させる作りになっています。例えば「なんでかなぁ」というセリフの後には必ずその答えが用意されている、などです。ゆっくり読み聞かせて、子どもたちに考える時間、想像する時間を与えてあげることで、想像力や思考力、好奇心を養うことができます。

保育園・幼稚園で子どもに読み聞かせたい人気の絵本

このように絵本の読み聞かせは子どもたちの成長に欠かせません。では、どのような絵本が良いのでしょうか。保育士さんやお子さんに人気・定番の絵本を、お子さんの年代別に紹介します。

乳幼児のお子さんには複雑なストーリーは必要ありません。擬音語を多く使った絵本や、日常で触れる内容(モノ・こと)に関する物語がおすすめです。
詩人と画家を描いた物語なのですが、セリフらしいセリフはなく擬音語だけで構成されています。まだ言葉を覚えていないお子さんでも音とリズムで楽しめる内容です。
顔を手で隠してから開いて見せる「いないいないばあ」を絵本で再現したものです。すでに「いないいないばあ」をしてもらったことがあり知っているお子さんは当然喜んでくれますし、まだ知らないお子さんも顔遊びを知る良い機会となります。
走っている電車にお客さんが次々に乗ってくるというシンプルなストーリーです。乗客はカップやスプーン、エプロンをした女の子などさまざま容姿でとても表情豊かです。登場人物が多く、イラストで物の名前を覚えるきっかけになりますよ。
2歳以上のお子さんは絵本へ手を伸ばせますので、一緒に指でなぞるなどイラストで展開が追えるような絵本が喜ばれます。また身の回りのモノや動物などの名前を覚えてもらうことを目的に登場キャラクターが多い絵本を選ぶのも良いですね。
一匹の金魚が金魚鉢から逃げ出し、カーテンの裏や花の中などに逃げ込むというストーリーです。絵の中のどこに金魚が隠れているのかを探す楽しみがあり、子どもたちはゲーム感覚で聞き入ってくれます。
リンゴの木と少年は友だちで、少年が年齢を重ねるごとにリンゴの木にさまざまなお願いをします。少年と彼を見守るリンゴの木の関係を通じて、愛と優しさを知ることができる感動的なストーリーです。
複数の登場人物が各々のセリフをしゃべるストーリーなど、複雑な内容を選んで大丈夫です。
いつも仲良しな2匹の野ねずみの日常を描いた大人気シリーズで、その第一作は大きな卵でカステラを作るというストーリーです。カステラの匂いに誘われて森の動物たちが集まり、みんなで仲良くカステラを食べるシーンではお子さんの想像力が膨らみます。
森に落ちた手袋にネズミが住み着いたことから物語がはじまります。徐々にカエルやウサギも住み着くようになり、窓が付くなど手袋はどんどん改装されていきます。登場するキャラクターが多く、おのおの目的をもって手袋を大きくしてゆく成長のストーリーです。
絵本の読み聞かせには、実はお子さんの成長に繋がる重要な役割があります。年代別の絵本の選び方を参考に、保育士さんも子どもたちの成長を「想像」しながら絵本を揃えてみてくださいね。

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