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2019.02.13

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保育園・幼稚園の卒園式で準備しておきたいこと

保育園・幼稚園の卒園式で準備すべきこと

子どもたちにとって一生に一度の卒園式。保育園や幼稚園の卒園式でつつがなく式を進行するために、大切なポイントを確認しておきましょう。

卒園式は、子どもたちが保育園や幼稚園で過ごした生活の総括ともいえます。最高の卒園式は入念な準備から。保護者・来賓者の方々にも良い思い出にしていただくために、具体的に準備すべきことにはどのようなものがあるでしょうか。
式のスケジュールと保育士さんの配置を考えます。保護者・参列者の方担当やピアノ担当、参列者が多い場合には救護担当も必要です。室温が高いときや気分が悪い方がいらっしゃった際に、遠くからでも分かる保育士間の合図を決めておくと便利です。
卒園証書は園児の名前に間違いがないことを複数人で確認します。また証書と一緒に胸につけるリボンも用意します。リボンに「そつえん おめでとう」と書いたり、リボンの代わりにコサージュを用意する保育園・幼稚園もあります。
子どもたちが楽しい気持ちで卒園できるよう、華やかに飾り付けます。紙リボンや風船、動物やお花をイメージした貼り絵は、送り出す側の子どもたちの授業で作成してもOKです。「そつえん おめでとう」の文字を書いた紙を飾り付けると、一気に卒園式らしくなってきます。持ち帰っていない、授業のお絵描き作品や保育士さんが撮影した写真はクラスに飾ります。最後に持って帰ってもらいますので扱いは丁寧に。
担任を持つ保育士さんは子どもたち、保護者の方へ挨拶を行います。スピーチが得意な人でも、話すことを紙に書いて読むことをおすすめします。感動のあまり頭が真っ白になってしまうこともありますので…。子どもたちへは「とても良い子」「ありがとう」など、前向きな言葉をかけてあげてください。
卒園式の保育士さんの服装で無難なのは春らしい淡い色合いのスーツです。フォーマット感を残しながらも華やかさが出ますし、それでいて主役の子どもたちより目立つことはありません。スーツの種類としてはセレモニースーツがおすすめです。ビジネススーツよりも堅苦しくなく、着るだけで華やかさを出すことができます。また、素材が柔らかいものが多いため、当日も動き回ることが多い保育士さんに適しています。ダーク系でまとめるのも良いですが、喪服のように見えてしまわないよう注意。小物やアクセサリーで華やかさをプラスしてください。
上記は一般的な卒園式の準備です。園ごとに個別の催しや準備物があるかもしれませんので、事前確認は必須です。卒園準備に忙しくって目が腫れている保育士さんもいらっしゃるかもしれませんが、当日は主役である子どもたちが清々しく巣立てるように、上記を参考に準備を進めてください。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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