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2019.06.05

転職コラム

スキルアップ、収入アップを目指す保育士さんにおすすめの資格10選

スキルアップ、収入アップを目指す保育士さんにおすすめの資格10選

「資格を取ろう」と考えたものの、いっぱいありすぎてどれを選べばいいのか分からない…という保育士さんもいらっしゃると思います。多様化する保育ニーズに対応するため、保育園側も多様な、もしくは専門的なスキルをもつ保育士さんが欲しいところ。人と違うスキルを持っていることの証明に、資格をアピールすることができる場合もあります。今回は保育士さんのスキルアップ、収入アップにつながる手段の1つとして、おすすめの資格情報を集めてみました。ご自身が求めるスキルの取得やキャリア形成の参考にしてみてください。

ここからご紹介する資格はすべて民間資格です。専門性を高めることで保育の質を高めたり、保育士としてのキャリアアップ・収入アップに役立てることができます。資格のカテゴリ別にご紹介していきます。
ここからご紹介する資格はすべて民間資格です。専門性を高めることで保育の質を高めたり、保育士としてのキャリアアップ・収入アップに役立てることができます。資格のカテゴリ別にご紹介していきます。

【ベビーマッサージ】

赤ちゃんとのコミュニケーションではベビーマッサージでスキンシップをはかります。このベビーマッサージの優しい刺激が赤ちゃんの脳や心の発達を促すと言われています。ベビーマッサージには認定資格があり、いくつかの民間団体で資格講座が開かれています。

【チャイルドコーチング】

子どもたちに対する質問や聴くこと・共感・承認など、保育士さんの教育指導の能力向上を目的とした資格で、お子さん一人ひとりへの成長を最大化させる技術と知識を学ぶことができるものです。

【ベビーサイン講師】

まだ会話ができない赤ちゃんは身体の動きで気持ちを伝えています。これはベビーサインと呼ばれており、ベビーサイン講師は0歳以下のお子さんに対してジェスチャーを活用した教育スキルを身につけることができます。
 
【絵本専門士】

読み聞かせなど保育園で日常的に使う絵本は、子どもたちの感性・知識・物事の理解力・言語力を育む教育上重要なツールです。その絵本の専門家『絵本専門士』という資格があります。『国立青少年教育振興機構』が認定する民間資格で、絵本の読み聞かせやワークショップを通じて、子どもたちの読書活動を推進する役割を担います。絵本や読書に関する知識、読み聞かせなどの実践力が求められます。

【リトミック講師】

リトミックとはスイスで誕生した子どものための音楽教育のことで、身体を使って音楽を楽しみながら学ぶ教育手法です。その効果は音楽だけでなく、表現力や運動能力、集中力にも良い影響があると言われています。保育園・幼稚園によってはリトミックの外部講師を呼ぶこともありますので、保育士さんの資格取得=音楽教育のスキルアップとなります。資格認定団体はいくつか存在しており、団体によってカリキュラムや制度が異なります。

【運動保育士】

『運動保育士会こどもプラス』が提供する資格プログラムで、資格取得を通じて、子どもたちの発達段階に合わせた安全で楽しい『運動遊び』を実践的に身に付けることができます。運動による子どもたちの身体や脳の成長をロジカルに学ぶことができ、運動に力を入れている園や施設では資格が有利に働くことがあります。

【イングリッシュエキスパート保育士】

英語教育に特化した民間資格で、『保育英語検定』への合格でイングリッシュエキスパート保育士証を受け取ることができます。小学校からの英語教育が始まり、英語教育に力を入れたいという保護者の方も増えています。保育園側でもますます質の高い英語教育への対応が必要となりますので、イングリッシュエキスパート保育士の資格は今後さらに重要性が増し、収入アップを目的とした転職にも活きそうです。

【レクリエーション・インストラクター】

『日本レクリエーション協会』が提供する資格で、ゲームや歌、集団遊びなど目的に合わせたレクリエーションの企画・展開ができる指導者を養成しています。資格取得者は保育士さんだけでなく、レクリエーションを業務に取り入れる介護士、小中学校教諭、ボランティアの方など様々です。
【認定病児保育スペシャリスト】

病児保育を担当する保育士さんのスキルアップにつながる、『日本病児保育協会』が認定している資格です。病児保育経験の有無は不問ですので、新しく病児保育施設で働き始める際のアピールにもなります。

【医療保育専門士】

病院の中で働く医療(病棟)保育士さんの専門性を高める資格です。認定資格ではありますが、医療保育現場での保育士としての勤続期間など申請に条件があります。医療保育士としてキャリアアップをめざす方におすすめです。


保育士としてスキルアップや収入アップをめざす場合、資格の取得は有効です。すぐに今の職場の給料に反映しなかったとしても、転職時には大きな武器となることも。保育士として働くには国家資格である『保育士資格』があれば問題ありません。しかし自らの意思で保育に関わる資格を取得したこと、特定の領域の詳しい知識を持っていることは、採用担当者の目に魅力的に映ることは間違いありません。
こちらでご紹介した資格10選を参考に、現在の職場や今後チャレンジしたい職場と照らし合わせて取得候補を選んでみてください。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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