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2020.08.12

転職コラム

『自分に合う保育士の求人』って、どうやって探せばいいの?

『自分に合う保育士の求人』って、どうやって探せばいいの?

「転職しようかな」と思ったとき、頼りになるのが求人情報ですね。でも「どこかにいい保育園ないかなぁ…」なんて掲載順にただ眺めていても、自分に合う転職先は見つかりません。自分は転職によって、どんな問題を解決したいのか。求人情報を見る前に、まずは転職の理由や目的を整理しましょう。

なんとなく、いまよりいい保育園がないかなぁと思って。そんなザックリした気持ちかもしれませんが、「いまより」ということは現状に満足できてないということです。まずは「満足できてない」部分を思い起こしてみましょう。例えば「人間関係が面倒臭い」「忙しくて自分の時間が取れない」「給与が上がらない」「みんな結婚や出産で辞めていく」「ベテランが多くて息苦しい」「責任ある仕事を任せてくれない」…。もちろん理由が一つじゃない場合もありますね。そんなときは自分の中で問題として大きい順に整理しましょう。
現状に満足できてない理由が整理できたら、次は「どんな保育園なら、その問題を解決できるか」を考えていきましょう。
例えば…
●人間関係が面倒臭い → アットホームでチームワークのいい園
●忙しくて自分の時間が取れない → 会議・残業・持ち帰り仕事の少ない園
●給与が上がらない → 経験加算や賞与が充実していて、昇給の基準が明確な園
●結婚や出産で辞めていく → 産休・育休の取得実績が多い園、ママさん保育士が多い園
●ベテランが多くて息苦しい → 若い保育士さんが多い園、新規オープンの園
●責任ある仕事を任せてくれない → キャリアプランがしっかりしている園

…という具合に。もちろん、ここでも大切なのは優先順位。人間関係がいちばんの問題という人にとっては園の雰囲気が、最大の不満は給与という人にとっては月給や賞与が『絶対に譲れないポイント』になるはずです。あとはそこを軸にした検索ワードで、見るべき求人情報を絞り込んでいきましょう。

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給与が高くて、雰囲気がよくて、家から近くて、残業が少なくて…。そんな園が見つかるに越したことはありませんが、現実は甘くはありません。『絶対に譲れないポイント』以外の部分で、自分はどこまで妥協できるかを考えておくことも、転職を成功させるための大切な準備です。例えば『理想の収入を手にできる園』なら、休日数や残業時間はどこまで許容できるか。電車やバスでの通勤でも大丈夫か。『人間関係に悩まない園』なら、給与はどのあたりまで譲れるか。小規模の園でも構わないか。ここまで整理できたら『自分に合う求人』がきっと見つかるはずです。
自分では優先順位をつけられない。譲れないポイントは決めたけど求人の探し方がわからない。そんなときはひとりで悩まず、ぜひ『ほいとも』に相談してください。本当はどんな働き方を求めているのか、将来どんな保育士になりたいのかなどを一緒に考え、一緒に整理し、求人探しや転職活動を全面的にサポートしていきます。

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■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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