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2017.10.04

転職コラム

これまでの保育士経験をアピール!職務経歴書の書き方

履歴書の職歴の欄には、保育園名と入社年月日くらいしか書けません。そこで具体的にどんな仕事をしていたか、どんな経験を積んできたかをアピールするのが「職務経歴書」です。応募の際に職務経歴書を求める保育園は少ないようですが、自分のキャリアをより詳しく伝えるために、また他の応募者より強い印象を残すために、積極的に提出することをオススメします。
履歴書は手書きが原則ですが、職務経歴書は基本的にパソコンで作成します。A4の用紙で1〜2枚程度にまとめましょう。特に決まったフォーマットはありませんが、
【A】氏名・住所・連絡先、【B】略歴、【C】詳しい職務経歴、【D】資格・得意なこと・スキル、【E】自己PR…という項目立てが一般的です。
とにかく「読みやすく」「わかりやすく」が大前提。見出しや強調したい部分は「文字を大きくする」「太字にする」などの工夫も大事です。
職務経歴書の書き方サンプル
まず最上段に「職務経歴書」と明記。日付は面接日(郵送の場合は投函日)を記入します。
【A】は氏名を少し大きめ、住所以下を小さめの文字にするとメリハリがつきます。
【B】の略歴は200〜250文字が目安。特にアピールしたい部分を中心に簡潔にまとめましょう。
【C】の「勤務先情報」では法人名も正確に。「担当業務」はやっていた仕事を漏らさず箇条書きで。大切なのは「力を入れていたこと」の部分。担当業務の中で特に頑張っていた仕事について、自分なりの工夫や努力を交えて一文程度にまとめましょう。
職務経歴書の書き方サンプル
【D】では些細なことも漏らさず書きましょう。特に「得意なこと・スキル」は詳しく。例えばパソコンなら「Excelの表計算やグラフ作成までできる」とか、ピアノや絵画なら「◯◯コンクールで3位入賞」とか…。「この人にならデータ集計やお遊戯も安心して任せられそう」と具体的に思われたほうが転職には確実に有利になります。
【E】の自己PRは、「力を入れていたこと」「得意なこと・スキル」の内容を踏まえ、それを「応募先でどう活かしたいか」という方向でまとめましょう。
職務経歴書は単にこれまでやってきたことを説明する書類ではありません。応募先に自分をアピールするツールです。だから応募先がどんな保育園かをしっかり調べることが大切。まずはホームページなどで保育方針や力を入れている行事などをチェックしましょう。そして、その保育園に対して自分のどの経験を、どう伝えていくかという「ストーリー」を考えましょう。パソコンで作成する前に、これまでの仕事について書き出してみるのもいいかもしれませんね。

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