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2021.07.23

ホンネ座談会

【保育士インタビューvol.12】いい施設・いい保育士紹介会社の『選び方』

いい転職先・いい紹介会社の『選び方』

橋向:こんにちは! ワークプロジェクトが運営する『こぐまの森保育園』で勤務していただいている保育士さんへのインタビュー3回目!今からお話をお聞きするのは、梅田園の園長・髙原さんと保育士の安栖(やすずみ)さんです。髙原さんは学校卒業後に2つの園、定員150名以上の大きな施設で勤務されています。また、安栖さんは新卒で地元の子ども園での勤務を経て、他業界に転職。1年前、紹介会社経由で梅田園に入職されました。では、本日はよろしくお願いいたします!

高原園長:私の母が保育士になりたいという夢を持っていたこと、そして安定した職業であるということで、保育の仕事を目指すようになりました。ただ、当時、保育士に必須だったピアノが苦手で…。習っていたピアノを辞めるときに、いったん保育士はあきらめたのですが、高校の進路指導で「指定校推薦はピアノ試験は免除」だと聞いて。結局、入学してみたらしっかりピアノの授業はありましたが(笑) 
安栖先生:なぜか昔から将来の夢を聞かれると「保育士」とは答えていましたね。周囲の友だちからも「保育士になったらいいやん~」と言われたり、親戚のいとこたちと遊ぶのも好きだったりして、気が付けば保育士になっていたという感じです。また、大学ではダンスサークルに入っていたのですが、子どもたちと一緒に身体を動かす仕事であることもきっかけなのかもしれませんね。
高原園長:前の職場では人間関係に疲れました。保育士さんの間で陰口や噂が絶えず、決してチームワークがいいとはいえない環境。かといって園長に話しても問題解決にはほど遠い。それで活動を始めて複数の保育園から内定をいただいたのですが、私自身が体調を崩して入院することに。そんなとき「ゆっくり体を治してください。待っていますから」と言っていただけたのが、こぐまの森保育園でした。
安栖先生:私は保育の現場から一旦離れて、派遣で事務をしていました。それが終了となったので、保育士への復帰を考えるようになりました。新卒で入社したのは定員200名のこども園だったので、次は小規模園を経験したいと考えてこぐまの森保育園を選びました。また、通勤時間が30分で駅からのアクセスがいい点も決め手のひとつでした。
高原園長:基本的にはハローワークで転職先を探しましたが、わざわざ足を運ばなければならなかったり、選考までの期間が長かったり、応募までに必要な書類が多かったり。同時に紹介会社も利用したのですが、こちらは会社や担当者によって対応がまったく違いましたね。希望した条件についても「それさえ我慢すれば、こんなにお給料もらえますよ!」と、無理やり紹介してしまおうという担当者もいました。また返事を急がされるときは、そんなに保育士がよく退職する園なのかな?とも感じました。
安栖先生:そういえば「見学に行ってください」と言われて出かけると、いきなり面接だったこともありました。スムーズに連絡いただける紹介会社もありましたが、電話とSMSのやり取りで担当者さんと一回も会ったことがなかったり。ただ、園の情報に詳しい紹介会社だからこそ教えてもらえる「口コミ」とか「園内の人間関係」はすごく参考になりました。また、応募してから面接・内定までの期間が短いので、効率が良く就活したいときは、紹介会社は便利だと思います。
高原園長:今は園長として、園運営を担う立場になりました。なかでも特に重要だと思うのは梅田園にかかわるすべての人の安全・安心を守るということです。以前の保育園で園児さんの虐待案件があったこともあり、子どもたち一人ひとりの健康状態や表情、お迎えのお母さんとの会話など、変化の前兆を見逃さないよう気を付けています。合わせて園長としては、大阪市北区エリアの小規模なら「こぐまの森保育園に子どもをあずけたい」と言ってもらえる園でありたいですね。親御さんは園までの距離で選ばれることが多いのですが、それでも選んでもらえるような保育園を目指します。
安栖先生:今、2歳児の担任なのですが「子どもらしさ+職員も楽しむ」ことを大事にしています。前の園では教育的なカリキュラムが多かったのですが、自由にできる保育の楽しさを園児と一緒に感じています。来年、3歳で転園することになるので手続きが円滑になるように卒園させてあげたいですね。私自身の長期的な目標としては、保護者さんから何でも頼ってもらえるような保育者になりたいということです。安栖先生って話しやすいな、と思ってもらえるような日々の応対を大事にしていきたいですね。
■インタビュー・監修/橋向純輝
石川県出身。株式会社ワークプロジェクトで保育士さんの転職を支援するコンサルタント。高校時代は野球に明け暮れる毎日を送って、京都の大学に進学。新卒で人材業界に飛び込み、保育園と保育士さんの架け橋となるべく毎日奮闘中。

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