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2018.09.06

転職コラム

転職したい保育士さん!履歴書の志望動機の書き方

履歴書にある転職志望の書き方

他の保育園に転職したいとお考えの保育士のみなさん。「いざ履歴書を前にするとどのように志望動機を書けばいいか悩んでしまう」という人は多いのではないでしょうか。履歴書はもちろん、面接の際にも必ず聞かれる重要な『志望動機』。今回は、その書き方についてまとめてみました。

もし、自分が面接を受ける側ではなく、採用する側だったとしら…どのような志望動機をもつ保育士と一緒にお仕事をしたいと思われるでしょうか。採用する保育園側の立場を考えてみれば、志望動機として押さえるべき点が浮かび上がってきます。
なぜ、保育士になろうと思ったのか…まずはそのきっかけを思い出してみましょう。保育士の仕事のどういった部分に魅力ややりがいを感じたのか…?「保育士になろう」と決めた最初の想いが、保育の仕事をしていく上で、いちばん大切になってきます。その想いを具体的に伝えるために保育の現場で「これまで子どもたちとどのように接してきたのか」「保育士として今後、何をしてあげたいか」を整理してまとめてみましょう。
次に「なぜその保育園を志望したのか」について考えてみましょう。求人の応募前に、志望する園の特徴や方針、募集要項を隅々まで読み、求められる人物像・スキルを理解しておくことが大切です。志望理由が保育園側が求めている要項と違えばミスマッチだと判断される場合もあります。履歴書の志望動機には、園の保育方針に共感できる項目を自分の言葉でまとめることができると採用する保育園側の印象はぐっと良くなります。
これまで培ってきた経験、スキルは自分をアピールするチャンス。志望する保育園・幼稚園でどのように活かすことができるかを想像してみましょう。特に保育士としての実体験であれば伝わりやすくなります。「寝かしつけ」「オムツ替えの速さ」など、少しでも自信が持てる保育内容に絞ってみると志望動機の文章も書きやすくなります。直近で保育士以外の仕事をされてきた方についても、同じく前職で培った経験…たとえばチームワークや対人スキル、PCを使った事務作業など、工夫したところや仕事の実績などをアピールできれば問題ありません。「健康や体力に自信がある」というエピソードも、保育園にとっては心強いポイントとなります。

履歴書のお悩み

志望動機は志望する保育園・幼稚園で働きたい理由、さらには活躍できる理由を書くことが前提ですが、書かなくてよいことまで書いてしまっている…という場合もあるようです。下記を参考に、ご自身で書いた文章をなるべく第三者目線で読み返してみてください。

退職理由について記載する場合は、退職した理由がたとえネガティブなものであったとしても、できるだけポジティブな理由へ置き換えて書きましょう。本当に人間関係が悪かった場合でも、それをそのまま書かずに、保育方針の違いなど、客観的に読む人にとって納得感のある文章を書きましょう。困難にぶつかったときでも前向きに捉えられる、乗り越えられるというポジティブな思考は評価の対象にもなります。
不満と要望は表裏一体です。希望要望を伝えようとするあまり、それが前職の不満になってはいないでしょうか?お給料や各種手当、待遇などについて、ご自身の希望の条件を伝えることは大事です。でも、一般の常識からかけ離れたお給料額や勤務形態、勤務時間・休日などは、「そもそもウチの保育園をなぜ希望したの?」という話になりかねません。また、たとえ前職がどれほど厳しい環境・条件であったとしても、それが単なる不満と受け取られてしまっては、履歴書や面接から受ける印象もマイナスになってしまいます。
保育士さんが転職されるときの志望動機は、自分がこれまでどういったキャリアを歩んできたか、その経験が保育士としてどう園に貢献できるかを熱意とともに記入します。保育士を目指したきっかけや志望する園が求めている人物像をしっかりと理解した上で、そこに近づく志望動機が伝えられれば、希望の保育園への転職に一歩近づくことになります。

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