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2018.02.21

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保育士さんの転職を応援!自治体の保育士支援制度

転職を考えている保育士さんにとって、お給料や昇給・賞与といった『収入』はとっても大切です。ただ、一方で「金額は希望通りだけど、勤務地が遠すぎる」という場合や「希望の勤務地は家賃や物価が高くって…」という話を聞くこともあります。そんなときにぜひ調べておきたいのが、保育士さんへのさまざまな支援制度。昨今の待機児童問題や保育士人材の不足を解消するために、国や地方自治体も積極的に制度を打ち出しています。今回は大阪府・大阪市の自治体の支援制度をいくつかご紹介します。
大阪市内の保育所、認定こども園、小規模保育事業所などで勤務する保育士さんをさまざまな事業でサポートする大阪市では『大阪市保育士・保育所支援センター』を梅田・阿倍野に開設しています。また、支援・補助事業としては以下のものがあります。
まず、待遇面では「新規採用保育士特別給付に対する補助事業」として、施設が保育士さんに準備金などの女性を行なった際に助成したり、「保育士宿舎借上げ支援事業」として寮や宿舎の家賃を補助する制度があります。また、子育て中の保育士さんにとって嬉しいのが「未就学児をもつ保育士に対する保育料一部貸付事業」と平成29年度から始まった「未就学児を持つ保育士の子どもの預かり支援事業」。さらに「潜在保育士就職支援事業」では、保育士登録後1年以上かつ保育所等から離職後1年以上経った保育士さんに就職準備金として上限20万円を貸付する制度もあります。いずれも、補助・貸付条件等は下記のホームページを見て、しっかり確認してくださいね。
「子育てしやすさ日本一」を目指す箕面市では、新しく箕面市内の民間保育所などで保育士のお仕事を始められた方を対象に、月額2万円を最大36ヵ月支給する補助金制度があります。対象となるのは、箕面市在住で市内の民間保育所等に新たに採用された保育士さん。ただし、正職員であることが条件となっています。申請期間は採用から3ヵ月以内になっていますので、できるだけ早く必要書類をご提出することをオススメします。
保育士さんの離職防止と働きやすい環境を整備するための支援制度が八尾市にはあります。対象は市内の民間認定こども園や認可保育所で、保育士さんの寮や宿舎を借り上げている法人。常勤保育士さんで採用から5年目以内の方であれば、家賃や管理費、更新料、駐車場代も対象になります。月額上限8万2000円まで補助になります。ただし寮があっても、この補助を実施していない園である可能性もあります。事前に直接園に確認してみましょう。
寝屋川市では待機児童の解消と子育てしやすい環境整備の推進を目的に、さまざまな事業をパッケージ化して相乗効果を目指しています。その「寝屋川市待機児童ZERO」プランには、保育士さんを対象とした取り組みが多数あります。3年間最大31万2000円の保育士処遇改善事業をはじめ、家賃負担を軽減する宿舎借り上げ支援、さらには保育士のお子さんの保育所優先入所など、非常に充実したプランを設けています。
このように、ここ数年は保育士さんをサポートする制度を拡充する自治体が増えてきています。そのため、勤務を希望する保育園のホームページだけでなく、その地域の市や区のホームページもしっかりチェックしておきましょう。ほとんどのページには、検索機能がありますので「保育」や「保育士」といったキーワードで検索すれば、見たいページにアクセスできます。ぜひ、確認してみてくださいね。※情報は本記事の掲載時点でのものです。詳細および現在の支援内容については、各自治体の窓口までお問い合わせください。

■大阪市:保育士として働く方を支援します
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000382557.html

■箕面市:生活支援補助金について
https://www.city.minoh.lg.jp/infancy/hoikusho/seikatusienhozyokin.html

■八尾市:保育士宿舎借り上げ支援事業の実施について
https://www.city.yao.osaka.jp/0000037359.html

■寝屋川市:待機児童ZEROプランR
https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kodomo/hoikuka/1489535338850.html

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