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2018.12.05

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『保育日誌』『保育経過記録』の書き方のポイント

『保育日誌』『保育経過記録』の書き方のポイント

『保育日誌』と『保育経過記録』は、保育園での子どもたちの日々の活動や成長を記録する大切なデータです。ここでは具体的な注意点と書き方のポイントについて説明していきます。

保育日誌には、保育園でお預かりする子どもたちに「その日、何があったか、何をしたか」を毎日記録するものです。

記録する項目は規定の様式がありますが、その一例を紹介します。保護者の方や他の保育士さんが見てもすぐにお子さんの様子が分かるよう、正確に記載するようにしてください。

出欠人数を記録します。欠席理由はお子さんの病気や体調不良などの傾向を把握するうえで重要な項目です。

子どもたちは自分で病状を正確に伝えることはできませんので、観察した様子や体温、食事が取れたか、変わった行動がなかったか、などを記録します。

保護者の方に伝えるべき、体調や日常との変化、トラブルなどを記載します。0歳児の場合には、ミルクを飲んだ量や排泄・睡眠状況など、保育の状況が一目で分かるようにします。

どのような点を注意して保育を行ったのか「ねらい」を記録します。また、園内で過ごしたときの活動内容を項目立ててまとめます。

実際にどのような保育を行ったか、簡潔にまとめて伝えます。「寝返りを複数回うった」「ハイハイの練習を行った」といった身体の発育に関することや、ミルクや離乳食の食事の状況、他のお子さんとのコミュニケーション状況が分かるようにします。

保育の中での一日の反省点をまとめます。その後、改善に向けた見解と、状況についての評価をします。

保育経過記録は日々の保育のなかで「子どもたちがどのように成長しているか」を継続的に記録していきます。保育日誌が「その日の振り返り」であるのに対し、保育経過記録は「成長状況の記録」といえます。

子どもたちの身体の発達、人とのつながりや内面的な成長、新しくできるようになったことを記録していきます。また、言語に対する理解力が著しく向上する時期ですので、お子さんの表現力や感性、興味や関心なども項目に含みます。

「あいさつ」や「食事」、「着替え」など、日常生活のスキルが「自発的に」「一人で」できるようになった日を記録します。

「寝返りをうつことができるようになった」、「ハイハイから伝え歩きができるようになった」など身体的な発達を記録します。

お友だちとのコミュニケーションや人間関係の構築を記録します。感情の起伏や子どもたちの好み、課題に直面したときの様子などを記録するとよいでしょう。

保育園の子どもたちが触れる言葉は、お友だち・保育士さんの名前から絵本に出てくるキャラクター、あそびで使う道具など多岐にわたります。「動物の名前を〇個言うことができた」「お友だちと言葉でコミュニケーションをとった」などで項目立てることができます。

うたの時間や、紙あそび・粘土の工作では子どもたちの表現力や感性が際立ちます。マネっこが得意なのか、オリジナリティがあるのか、積極的なのか、恥ずかしがりなのか、といった内面の特徴や、人一倍興味をもったことなどの興味・関心を記録します。

保育日誌、保育経過記録は、記録を振り返って今後の保育活動に生かすことが前提です。後に他の保育士さんや保護者の方が記録を確認しても分かりやすいよう、正確に客観的な情報であることが重要です。

「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「なぜ」「どのように」を意識すると客観的に見やすい文章になります。

忙しさに翻弄されて、その日何があったか思い出せないこともあるかもしれません。保育中にお子さんの気になる様子があれば、その場でメモをとって後でまとめるようにすると、思い出す手間が省けたり、忘れてしまうことがなくなります。

基本的な毎日の記録の様式を自分でテンプレートとしてまとめておくと便利です。記載するべきことや、注意点も分かりやすく整理します。

保育日誌と保育経過記録は子どもたちの日々の様子や成長を知るうえで欠かすことができない記録です。単純な情報の羅列にならず、具体性を持たせて記録するようにこころがけます。『保育日誌』『保育日誌』を書く際はぜひ上記を参考にしてください。

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