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2018.10.03

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保育園・幼稚園の運動会で事前に準備するもの3選

保育園・幼稚園の運動会で準備しておくもの3点

運動会は保育園・幼稚園の一大イベントです。保育士さんにとっては、プログラム作りや子どもたちへの指導など準備すべきことがたくさん。ここでは滞りなく運動会を進行するために必要な事前の準備について解説します。

運動会に向けて、子どもたちは競技やお遊戯の練習を重ね、保育士さんは運動会のために様々な計画を立てています。思い出に残る特別な運動会にするには、何をどのように準備すればいいのでしょうか。
種目・競技内容は、目的別に考えていくと決めやすいです。
1つめは、お子さんの身体的な発達を保護者のみなさんにお見せすること。リレーや玉入れなど身体を活発に動かす種目を選びましょう。
2つめは、内面の成長を見せることです。例えばクラス全員で行うダンスでは、教わったことを覚えて、それを反復して表現することができる成長した姿をお見せすることができます。
3番目は、保護者の方々にとっての思い出です。運動会を見るだけでなく、一緒に参加いただくことで保護者の方々の思い出もより鮮明なものになります。ダンスや玉入れで、保護者の方々にどのように参加してもらうか、など競技の内容を一緒に楽しめるように工夫していきます。
また選んだ種目を、定番のプログラム、感動プログラム、盛り上げプログラムと分類し、単調にならないように順番を決めていきます。
種目・競技内容が決まったら、それぞれに必要な小道具・衣装を確認します。もし昨年利用したものがなければ新しく準備・作成する必要があります。運動会の種目を保護者会などで発表して、保護者の方々に作成を協力してもらうのも一体感があっていいかもしれません。
運動会の予行を日々の保育で練習します。入場・退場や、運動会で行う種目のルールを覚えてもらうのが目的です。保育士さんの役割分担もここで行います。種目ごとの仕切り担当や保護者の方々への対応窓口、万が一の時を想定した救護担当などを決めておきます。
運動会は園の一大イベントだから絶対に失敗できない!と考えてしまいがち。予定のプログラムを滞りなく進行し、保護者の方々に「よかった」と言っていただけるよう入念に練習を続けている園も多いはず。しかし、運動会の一番の目的は「子どもたちの成長の成果を保護者の方々に見てもらうこと」です。練習したダンスをミスなくやり遂げることや、予定プログラムをスムーズにこなすことが重要なのではありません。むしろ、練習が厳しすぎて子どもたちの負担になってしまわないように注意が必要です。
運動会当日に保育士さんが準備しておくべきものが3つあります。当日になって慌てることのないよう、あらかじめ確認しておいてください。
屋外で開催する場合には、保育士のみなさんのために必要なものです。単に日焼け対策だけではなく、日射病予防の意味合いもあります。帽子は全方向にツバが付いていて、さまざまな角度から日差しを防いでくれるツバ広帽子がおすすめです。
運動会は子どもたちがたくさん身体を動かすため、こまめな水分補給が欠かせません。理想はのどが渇く前に水分を摂ることです。夏場は30分に一度は水分補給の時間を取ってください。飲み物はスポーツドリンクやカルピスなど、真水よりも塩分を含んだドリンクを用意します。また、汗をかくからといって冷やしすぎるのはNG。常温のままでも問題ありません。
お仕事などの都合で運動会に来ることができない保護者の方もいらっしゃいます。また、当日カメラを忘れてしまう保護者様もいらっしゃるでしょう。子どもたちが活躍している姿をビデオに収めておけば、あとで保護者の方に見せることもできます。スマートフォンで代用することもできますが、ビデオカメラは音声が鮮明に入ること、ズームが簡単で動き回るお子さんを捉えやすいという点で使いやすいです。
保育園・幼稚園の運動会では、主役である子どもたちと保護者の方が一体となって楽しむことができるよう、事前の準備は欠かせません。漏れがないようにチェックリストを作成して最高の運動会にしてあげてください。

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