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2019.01.30

転職コラム

保育士が産後に仕事復帰する際に押さえておくべき7つのポイント

保育士が産後に仕事復帰する際に押さえておくべき7つのポイント

以前に保育士さんとして働いていたものの、出産を機に仕事を離れることになったという方も少なくないでしょう。子育てが落ち着いたので大好きな保育士へ戻ろうという方、家計を支えるためにお子さんを預けて働きたいと考える方、保育士という仕事を通して社会との接点を持ちたい方、など仕事復帰に臨むみなさんの目的は様々かと思います。今回は、出産後に保育士として仕事復帰する際に押さえておきたいポイントを紹介します。

保育士という仕事は保護者の方々のお子さんを預かることになりますが、ご自身の出産をきっかけに、大事なお子さんを預ける保護者の方々の気持ちや考えが更に理解できるようになったのではないでしょうか?ブランクや体力に不安がある方もいらっしゃると思いますが、ご自身の出産・育児の経験はきっと保育士として役に立ちます。同じ経験をしてきた保護者の方々とも、妊娠・出産の歓びや大変さなど、出産後には自分の経験したこととして会話ができます。自信を持って保育士としての再スタートをきってください。

保育士の人材不足を背景に、行政も保育士の人材獲得にさまざまな手段を講じています。たとえば大阪市では、市内で働く保育士さんのお子さんが保育施設への入所を希望する場合、優先的に入所できること、保育料を一部貸与することなどを決めています。こういったサポートは仕事復帰をめざす皆さんには大きな特典ですよね。

■参考:大阪市報道発表資料『保育士のこどもの優先入所と保育料の一部貸与を実施します』 
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000375851.html

保育士さんに限らず、産後に仕事復帰するには何よりも家庭環境を整える必要があります。
家事の分担に加え、ご自身のお子さんのケアも必要です。ここからは家事・育児・仕事を並立させるため、お子さんや家族のために考えておくべき準備について解説いたします。

現在ではさまざまな勤務形態に対応している保育園が増えており、保育士さんにとって働きやすい環境も多くなっています。パートや時短、週2日のみ、残業・持ち帰りナシなど、育児と家事の負担にならない働き方を考えてみてください。

仕事復帰するのであれば、ご自身のお子さんを見てもらう預かり先を探さなければなりません。産後復帰されている保育士さんは、保育園が見つかるまでの間、ご両親にお子さんを見てもらう場合もあります。

お子さんの体調管理には気を付けたいですね。お子さんが預け先の保育園で体調を崩すと当然迎えに行かなければなりません。仕事復帰をする以上、お子さんと一緒にいられない時間は出てきますので、事前に受けられる検診や予防接種はすべて済ませておきましょう。

検診や予防接種はもちろん、どれだけ体調管理に気を付けていても、お子さんの体調不良は突発的に発生するものです。保育園に預けている場合は家族の誰が迎えに行くのか、ご両親に見てもらっているときはどの病院に連れて行ってもらうのか、もしくは病児保育へ依頼するのか、などあらかじめ緊急時の対応法を決めておきましょう。

家事・育児は家族で担当を分けたり、曜日で当番制にしたりすると分担しやすくなります。育児ではおむつ交換・お風呂・保育園への送迎など、家事では料理と洗い物・洗濯の出し入れ・掃除の場所で分担を決めると便利です。「誰も手伝ってくれない」と諦める前に、まずは家族会議をしてみてください。仕事復帰は家族のために、という方が多いと思いますし、産後の仕事復帰に最も大切なことは家族でサポートし合うことです。

仕事復帰するときは、離れて暮らす親族や仲の良いご近所・ご友人にも伝えておくことをおすすめします。万が一の際に助けてもらえることがあるかもしれません。しかし、家を空けることが多くなると思いますので、親しくない方へは不用心に話さないようにしてください。

出産を終えてから保育士さんとして仕事復帰することはもちろん可能ですが、事前に上記のような準備を整えておくことが望ましいです。自分ひとりで考えるのではなく家族と協力して家事・育児を分担し、有事の際に備えて親戚や友人にも相談しておきましょう。

■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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