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2019.05.21

保育士インタビュー

【保育士インタビューvol.9】大切なのは『自分という存在』を認めてもらえる環境づくり

kitanoda

■保育士・Kさんのプロフィール

短期大学の保育科卒。卒業後は、和歌山県にある認可保育園にて30年近く勤務。スキル面でステップアップするために、園長として活躍できる環境を求めて転職を決意。3年前、堺市にある小規模保育園で園長として勤務スタート。園児たちはもちろん、ここで働く保育士さんみんなが活き活きと笑顔になれる保育園づくりを推進中。【保育士歴30年〜】

高校3年生のとき。いざ、進路指導の時期になって「自分のやりたいことってなんだろう?」と考えるようになりました。ただ、そう簡単に「これだ!」という仕事はみつかりません。そんな私を見て母親がすすめてくれたのが、保育士という仕事でした。大阪にある短大の保育科に進学して、保育の知識を身につけたり、実習を経験するにつれて、この仕事に魅力を感じるようになりました。

『子どもたちが、のびのび・いきいき育っていける環境づくり』…それをいちばん大切にしています。乳幼児期は人にとって最も大事な時期です。人と触れ合う中で、相手に対する信頼と優しさを絶やさずに愛着関係を築き、誉め、認められることにより自信や自己肯定感を持つことができます。自分が大切な存在であると思えることは子どもに限らず、大人であっても必要な関わり方であり、大切にしていることです。

クラス運営につまずいたり、一人ひとりにあった保育が見つけられず悩んでいたときが一番大変な時期であったことを覚えています。

当然のことながら、一人として同じ子はいません。そんな一人ひとりに合った「保育」を見つけて、できなかったことをできるようにしていくのが保育の仕事です。でも、なかなかぴったりくる保育方針や方法が見つからない場合もあります。そんなときは周囲に相談したり、キャリアアップ研修のときに講師の先生に質問して答えを探します。悩んでいるときは大変ですが、苦労して見つけた自分なりの方法で子どもたちが行事などで輝いている姿を見せてくれたとき。成長を実感すると共に、達成感が湧き上がってきますね。

部屋の掃除ですね(笑) 平日、忙しくってなかなか手付かずになっているのですが、やっぱりキレイにすると気持ちいいですし、明日からの仕事に対する心も整ってくるように思えます。以前はジムやヨガに通っていましたが今は仕事帰りに行くのは少々ハードルが高いので今では外出というと、たまに友だちと昼飲みするぐらいですね。あと、季節になると柿や桃畑のお手伝いで、自然に触れて癒されています。

短大を卒業して長年勤めた園は、残業もほとんどありませんでしたし、お休みも充実していました。実際に、子育てや家事を両立させることができました。色々なきっかけや志望動機を持って保育の仕事を選んでくれた保育士さんをサポートできるように働きやす環境づくりをすること、そして保護者の方々や地域に認めてもらえる園になることが、私の目標であり楽しみでもあります。
 

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