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2020.06.24

転職コラム

「ピアノは指1本レベル」でも大丈夫、最近の保育園事情!

「ピアノは指1本レベル」でも大丈夫、最近の保育園事情!

もちろん弾けるに越したことはありません。かつては「バイエル程度の曲が弾けること」が採用条件とされたり、実技試験を課したりする保育園もありました。でも最近はピアノが苦手な人、弾けない人にも大きく門戸が開かれるようになったんです。その背景にある「いまどきの保育園事情」とは…。

園児と一緒に歌を歌う。曲に合わせて体を動かす。そんな活動にピアノが使われること、多いですよね。さらにお片付けの「始め!」や、朝の会の挨拶の合図にもピアノが活躍したりします。でも最近は園の考え方も変わってきました。歌ったり体を動かしたりするのは、あくまで「音楽の楽しさを伝える」ためで、そこに必ずピアノが要るわけではない。そんな方針のもと、多くの園が「脱ピアノ」の新しい取り組みを始めています。

例えば、ピアノなしでみんなで歌だけを歌う。ピアノの弾ける保育士さんが複数のクラスで演奏を担当する。ピアノだけでなく、他の楽器も使って音楽をより楽しめるようにする。あらかじめプログラムされている電子ピアノの自動演奏を使う。そんな園が増えてきています。さらにピアノは弾ける保育士さんに任せて、工作や外遊びなど、一人ひとりの「得意」を活かして役割分担するといった園もあります。最新の機器を積極的に取り入れることや、それぞれの個性を活かそうという考え方が、「ピアノの弾けない保育士さんがいても、ぜんぜん構わない」という風潮に拍車をかけているんです。

小規模保育園、院内保育園、乳児のみを対象とする企業主導型保育園などでは、ピアノが置かれていないことがほとんど。だから苦手な方・弾けない方は「ピアノのない園」を探すのも一つの手段です。また「園全体で保育をする」という観点から、幅広い人材を採用し、適材適所の配置を目指す認可保育園、こども園も増えています。ただし、こうした方針や考え方が求人情報の中に書かれているとは限りません。気になる園があれば、応募の前に電話やメールで確認することをオススメします。

「そこそこは弾けます」なんて見栄を張って、「この人はかなり弾ける」と思われたりしたら、入職後にきっと苦労します。だから面接では弾けないことを正直に話したほうがいいでしょう。同時に他に得意があれば、そのアピールも忘れずに。それでも心配という方は、ぜひ一度『ほいとも』にご相談ください。常時3000件以上の求人情報がありますので、その中から「ピアノが絶対条件ではない園」「音楽以外の得意を活かせる園」などを、一緒にお探しします。

■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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