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2020.10.14

転職コラム

「内定辞退」の連絡って、けっこう気が重いかも…

「内定辞退」の連絡って、けっこう気が重いかも…

自分から応募して面接を受けて、苦労してもらった「内定」。コチラから断るのって勇気と覚悟が要りますよね。でも「せっかくいただいた内定だから」なんて流されてはダメ。その園が本当に自分に合っているのか、前の園を辞めた理由(給与・残業・人間関係など)を解決できる職場なのか、複数の園を受けている場合は他と比べてどうなのか。もう一度しっかり考えた上で「ココじゃない」と判断したときは辞退してもいいんです。最優先すべきは「自分の幸せな転職」ですから。

内定辞退を必要以上に「悪いこと」「失礼なこと」と思わなくても大丈夫です。自分に合いそうにもない園で勤務することのほうが、よっぽど罪だと思いますよ。また採用活動を行っている園も、何人かに一人の内定辞退は想定内の場合が多いです。そもそも、面接はお互いを知る「お見合いの場」みたいなもの。コチラが気に入っても相手に断られる(不採用)ケースもありますから、当然その逆もアリですよね。ただし、辞退する場合はルールやマナーを守ることも大切。例えば、いつまでに返事をすればいいか、法律では「雇用契約開始日の2週間前まで」となってますが、実際はこれじゃ遅すぎ。11月にもらった「来年1月入社」の内定を12月中旬に辞退したりすると、園は年内に新たに1人採用しないといけません。これはもう、たいへんな負担と迷惑。できれば内定後2~3日で、遅くとも1週間以内に連絡する。これが一般的なマナーです。

いくらSNS全盛の時代だといっても、メールやラインで辞退するのは非常識。直接、電話で誠実に気持ちを伝えるのが社会人としてのマナーです。もちろん電話は園の迷惑にならない時間を選ぶこと。登園・降園時間、昼食時などは避け、10時~11時半、13時半~16時半あたりがベターでしょうか。保育士経験のあるみなさんのほうが、よくご存知かもしれません。また、園は見学や面接の時間をつくって、あなたを受け入れる準備もしてくれているはず。そのことに対する「感謝の気持ち」を表すことも礼儀です。電話では必ず「面接の機会をいただき、ありがとうございます」「内定をいただき、感謝しています」「本来なら直接お伺いすべきところですが」といった言葉を添えましょう。例えばこんなふうに…
お世話になっております。先日、内定をいただいた○○と申します。この度はお忙しい中、面接の機会をいただきありがとうございました。内定のご連絡をいただいてから、あらためて私なりに考えさせていただき、大変恐縮ではございますが、今回はご辞退を申し上げたいと思います。本来なら直接お詫びにお伺いすべきところですが、電話でのご連絡となり申し訳ございません。貴重なお時間をいただきながら、ご迷惑をおかけしました。

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コチラからわざわざ先に話す必要はありませんが、聞かれたときに「アワワ…」とならないよう、事前に準備しておきましょう。もちろん「給与が安い」「雰囲気がよくない」「もっと条件のいい園で内定もらった」なんて、ぶっちゃけないで大丈夫です。園を立てる気持ちでオブラートに包んで伝えるのが大人のマナーです。「とても魅力ある園で迷いましたが、いろんな面から慎重に検討させていただいた結果…」といえば、園も大人の対応をしてくれるはずです。それでも「やっぱり辞退の電話は気が重い」「辞退したら怒られそう」…と心配な方には、転職エージェントを通しての転職をオススメします。例えば『ほいとも』なら専任のコーディネーターが間に入って、勤務条件の交渉から見学・面接日の調整も行います。もちろん、内定を断るときの電話も代行します。安心して「自分にぴったりのお仕事探し」をご相談ください。

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■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。