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2020.12.09

転職コラム

【保育士するなら関西で!】人情も行政の支援策も厚い大阪南部・東部エリア!

大阪南部・東部

地方を出て都会で働きたいけど、東京はなんだか冷たい感じがする。人の温もりが少ない気がする。そんな人にオススメしたいのが、「関西で保育士を!」シリーズ第三弾、大阪の南部・東部エリアです。大阪市より南の堺市や、東の東大阪市・守口市などには、まだ下町の雰囲気が色濃く残っています。さらにこうした街では保育士に対する支援制度も充実。人の温かさ、行政の温かさにあふれていますよ。

写真は東大阪市、石切神社の参道の商店街。ちょっとゴチャゴチャしている感はありますが、温かみのある雰囲気が若い世代にも人気です。いつも鞄にアメを入れていて、取材レポーターにまで「はい、アメちゃんあげよ」というおばちゃん。「もうちょっとまけてぇな」「かなわんな、ほな250円でええわ」という客と店主のやりとり。初めて会った客同士が旧知の仲のようにしゃべっている居酒屋。そんな光景を、大阪を取り上げるテレビ番組で見たことはありませんか。これ、演出でもなんでもなく、大阪の南部・東部の街ではけっこう日常です。人とのふれあいが好きな人には、きっと心地いいと思いますよ。
実は大阪府は全国の都道府県の中で、2番目に面積が狭いんです。しかも関西国際空港を埋め立てた分で、なんとか香川県を抜いた1994年までは全国最狭でした。だから中心部の大阪市と、その周辺の街の距離がとても短い。例えば南部の堺市から大阪市の南の繁華街・なんばまで19分。東部の東大阪市の市役所がある荒本からオフィス街・本町まで15分、守口市から大阪市の東の玄関口・京橋まではわずか5分。東京の山手線の「新宿駅〜東京駅」が33分かかるのと比べると、その近さがわかりますね。そして大阪の中心部へのアクセスが抜群にもかかわらず、かなり物価が安いのが南部・東部エリアの特長です。例えば東京の1Kの部屋の家賃は新宿駅周辺で10.6万円、渋谷駅周辺で10.9万円。それが大阪市の中心部・大阪駅周辺では7.1万円ですが、守口市なら4.72万円、東大阪市では4.13万円。都心へ20分圏内で、4万円台で一人暮らしができるのです。

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例えば堺市には「保育士宿舎借り上げ支援事業補助金」という制度があり、市内の保育園が保育士用に借り上げた住宅の家賃を月額上限6.15万円まで補助しています。同様に寝屋川市の「保育士宿舎借り上げ支援事業」でも月額上限8.2万円、守口市の「借り上げ住宅制度」でも月額上限6.1円が補助されます。つまり各市内に住み、市内の保育園に勤務し、賃貸住宅を園に借り上げてもらうと、市がこれだけの家賃を出してくれるというわけです。ちなみに守口市では1Kの家賃相場が4.72万円ですから、6万円あれば1DKや2Kもラクラクです。さらに家賃補助だけでなく、堺市には卒業1年以内に市内の保育園に就職した保育士に20万円の支援金が出ます。寝屋川市では市内の保育園に正規採用された保育士に3年間で最大31.2万円の処遇改善手当が、守口市では新卒就職者に40万円の支援金が支給されます。各市が保育士確保のために様々な支援制度を設けていますので、これを利用しない手はありませんね。ただし、各制度には「新規採用」「市内在住」「勤続6ヶ月以上」などの諸条件がありますので、必ずHPなどで確認してくださいね。
★堺市 「保育士宿舎借り上げ支援事業補助金」「保育士就職支援事業」
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/hughug/seishonen_oshirase/sonota/hatarakitai/shien/syukusya.html
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/hughug/seishonen_oshirase/sonota/hatarakitai/shien/shushokushienkin.html
★守口市 「借り上げ住宅制度」「民間保育士緊急確保支援事業」
https://hoikucollection.jp/moriguchi_recruit/
★寝屋川市 「保育士宿舎借り上げ支援事業」「保育士処遇改善」
https://www.city.neyagawa.osaka.jp/section/zeroplan/index.html
★八尾市 「保育士確保事業費補助金」「保育士宿舎借り上げ支援事業補助金」
https://www.city.yao.osaka.jp/0000037136.html
https://www.city.yao.osaka.jp/0000037359.html
★門真市 「保育士等確保事業」
https://www.city.kadoma.osaka.jp/sukusuku/kakuka/hoikuyotien/1/3488.html
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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