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2021.03.24

転職コラム

面接での「逆質問」は、自己アピールの絶好のチャンス!

面接での「逆質問」は、自己アピールの絶好のチャンス!

保育園の面接では、最後に園長や理事長から「何かご質問はありますか?」と聞かれることがほとんどです。「面接なんだから、こっちから質問するなんて失礼」なんて思っていませんか。「特にありません」なんていって、そそくさと席を立ったりしてしまう…。実はこれ「逆質問」というんですが、質問というより、むしろ自己アピールのチャンスなんです。特に「ぜひこの園で働きたい」と思った場合は、「逆質問」を有効に利用しましょう!

もちろん、最後に「お給料っていくらでしたっけ?」なんて質問はNG。求人サイトで公表されている情報やすでに面接の中で聞いた話を重ねて質問すると「ちゃんと見てきてないの?」「話、聞いてなかったの?」と思われ、マイナス評価になりかねません。でも質問の中に自分の経験や熱意をうまく盛り込むと、プラス評価を狙うことができます。では、自己アピールをさりげなく質問化するテクニックをちょっとご紹介します。
<例1>前職では行事担当があり、主担任と連携して様々な工夫をしながら、より楽しい行事づくりを行っていました。貴園の行事の取り組みについて、具体的にお教えいただけますか。
<例2>前職は担当制保育で、こどもたちが安心して過ごせる環境づくりに力を注ぎました。貴園は○○○な保育方法とHPで拝見しましたが、日常ではどんな流れで保育されているのでしょうか。
例1・2は、前職での役割や姿勢、こどもへの思いなどをしっかりアピールしていますね。しかもそれを「貴園でもぜひ活かしたい!」という熱意まで、密かに含み込んでいます。「でも私には自慢できる経験や担当がない」という方には、こんな方法もあります。
<例3>入社までにやっておくべきこと、準備しておくべきことなどがあればお聞かせください。
<例4>新しく入る保育士に、どんなことを期待されているかお教えいただけますか。
どうですか。直接的に「ぜひ貴園で働かせてください!」なんていわなくても、その気持ちをシッカリ表現できていますよね
入社してから「こんな園だと思わなかった」といったミスマッチを起こさないためにも、逆質問は有効です。特にHPや求人サイトで見えない部分、例えば具体的な保育方法、保護者対応の方針、保育士の配置の仕方、事務仕事の量などは、しっかり聞いておかないと入社後の後悔につながりかねません。例1・2でも実は「行事への取り組み方」「具体的な保育の流れ」を確認していますが、さらにこんな逆質問で「現場の実態」を知ることもできます。
<例5>以前、こども同士で噛みつきがあった場合の保護者への対応で悩んだことがありましたが、貴園の場合は、どのようにされているか教えてください。
<例6>前職では月案・週案・日案などの書類作成が徹底されていて、残業や持ち帰りで回していたのですが、貴園では書類作成で大切にしていること、重視している点などはございますか?
自分が経験したこと・感じたことを織り交ぜることで、質問が具体的になり、園のリアルな情報を聞くことができます。それに例6なら、「事務仕事の持ち帰りはありますか?」といった直接的な質問より「感じがいい」はずです。
「何か質問はありませんか」に対して「別にないです」「あ、大丈夫です」なんて答えると、素っ気なく思われてしまいます。本当に聞きたいことが思いつかない場合でも…
<例7>保育方針など丁寧にご説明いただいたので、不明な点はございません。
<例8>園長のお話で園の雰囲気まで伝わりましたので、加えてお伺いしたいことはありません。
もちろん、いずれも最後に「本日はありがとうございました。ぜひご縁をいただければと思います」と添えるのをお忘れなく。ただし面接時に質問を思いつかず、後から「実はお伺いしたいことがありまして…」と電話やメールをするのは、心証を悪くしがちですから注意しましょう。大切なのは面接の前に、逆質問で何を聞くかまで準備しておくことですね。ちなみに私たち『ほいとも』では面接対策のアドバイスから、逆質問を含めた模擬面接まで行っていますよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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