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2021.04.21

転職コラム

保育士転職エージェントの選び方。転職に失敗したくない保育士さんへ

きちんと知って上手に活用しよう!転職エージェント

「転職したい保育士」と「採用したい保育園」のマッチングをサポートする。ひとことでいえば、それが転職エージェントによる転職支援サービスです。でも単に「転職先を探してくれるところ」と思っているなら、それは大きな間違い。転職エージェントには「できること」「してくれること」が、もっとたくさんあります。詳しく知って上手に活用すれば、それがより幸せな転職につながるはずです。

もちろん「転職を決意してもう退職したんで、次の保育園を探したい」という段階でもいいです。でも、転職エージェントはもっと早い時期からいろんな相談に乗ってくれます。例えば「転職したいけど進め方がわからない」「自分にはどんな保育園が向いているのか」とか、さらに「まだ具体的に転職を考えてるワケじゃないけど、いまの職場に不満がある」「仕事に対する自分の考えを整理したいので客観的なアドバイスが欲しい」などでも大丈夫です。各転職エージェントには必ず「キャリアコンサルタント」「キャリアアドバイザー」といった専門職がいます。いろんな保育園の情報に精通し、処遇改善加算の仕組みや労働関係の法律にも強く、たくさんの人の転職を手伝ってきたという豊富な経験を持っていて、どんな相談にも親身に答えてくれます。「いまのままでいいのかな」「将来、どうしていこうかな」「転職ってどんな感じかな」と思ったら、まず相談してみることをオススメします。
転職エージェントはどこも数多くの求人情報を持っています。保育園からの求人依頼を受けるだけでなく、営業の社員が求人ニーズのある保育園を探してきますので、中には求人サイトなどで公募を行っていない「非公開の情報」もあります。さらに営業が園を直接訪問して詳しく話を聞いていますので、どんな年齢層の保育士さんが多いか、どんな保育方針か、人間関係はどうかなど、詳しい「実情」まで把握しているのです。だから、まずはできるだけ詳しく希望を伝えることが大切です。例えば賃貸住宅を探すために不動産屋さんに行って「駅10分圏内で、家賃は7万円以内で、バス・トイレ別で、収納が多くて、南向きの窓があって…」というように。「○○市内で、月給20万円以上で、持ち帰り仕事がなくて、若い保育士が多くて…」とオーダーすれば、多くの求人情報の中から必ず希望に近い園を見つけてくれます。実際、転職エージェント側も「詳しく希望を伝えてくれたほうが探しやすい」といってますよ。でも転職エージェントは単に希望どおりの園を探すだけではありません。例えば転職理由が「人間関係に疲れて」なら、人間関係のいい園を優先的に探します。「いまの園では成長できない」という人には、キャリアアップ制度の充実した園を勧めることもあります。次の職場では、できるだけ長く気持ちよく働いてもらいたい。それが各エージェント共通の思いですから。
希望に沿う保育園を探し出したら、むしろここからが転職エージェントの腕の見せ所です。例えば履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスしたり、一緒に面接対策を考えたり、「どうしても緊張してしまう」という人には模擬面接を行ったり…。ただ転職先を紹介するだけでなく、転職を成功させることを目的としていますので、入社が決まるまで全面的にサポートしてくれます。さらに面接日・入社日の調整や、時には待遇面の交渉までやってくれますよ。しかも相談から入社決定まで、すべてのサービスが無料。保育園側から採用を手伝うための手数料を受け取っているので、転職者側の負担はゼロというわけです。もちろん私たち『ほいとも』も、そんな転職エージェントのひとつです。最大の特長は正社員・アルバイト・パート・派遣、すべての働き方に対応できること。だから「正社員としてキャリアアップしたい」「結婚したので家事と両立しながら働きたい」「子育てが一段落したので、まずは週3日勤務くらいから復職したい」など、どんな相談でもOKですよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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