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2021.07.28

転職コラム

「経験が浅い」「職歴に自信がない」という人こそ、正社員保育士を目指すべき!

「経験が浅い」「職歴に自信がない」という人こそ、正社員を目指すべきです!

保育士資格を取ったけど実務経験がない、保育士になったけどスグ辞めてしまった、担任を持ったことがない…というみなさん!「私のキャリアだと正社員は無理かな」「パート勤務でいいかな」とあきらめてはいけません。経験に自信がないからってパート勤務を続けていたら、ずっと「パート経験のみ」という経歴のままですよ。いま正社員として活躍している保育士さんたちも、みんな最初は未経験。積極的に正社員を目指しましょう!

保育園にとって重要となるのは『正社員の採用』です。いくらパートの保育士さんがいても、正社員の人数が充足していないと年間の人員計画や経営計画が組めませんから。また新卒採用を行っている保育園なら、ちょっとでも経験のある人は「新卒者より上」という判断になります。だから自信を持って応募しましょう。保育園としても、正社員として採用したからには「保育士として成長してほしい」「ウチで長く働いてほしい」という思いで、教育・研修に全力を注ぎます。経験が浅い人には独り立ちできるまでOJTを続けたり、定期的に面談を行ったり、長期的にサポートしてくれる園がほとんどです。少し言い過ぎかもしれませんが、そこを利用して「保育園に育ててもらおう」と考えればいいんです。足らない経験は就職した園で積ませてもらえばOK。頑張る気持ち、成長する意欲さえあれば、園側もしっかり応えてくれるはずです。
もちろんパートや派遣でも「週5日のフルタイム勤務」はありますが、契約期間や派遣期間が決まっているので、それが永遠に続くわけではありません。その点、正社員は定年以外に期間の定めがないので、圧倒的に雇用が安定しています。さらに園によって条件は異なりますが、正社員だけに適用される待遇・制度も少なくありません。その代表格がまず賞与。さらに住宅・家族・処遇改善などの手当を加えると、年収にかなりの差が出てきます。また、保育園とは別に自治体が手厚い家賃補助を出してくれることもあります。例えば大阪市では、市内の保育園に就職した保育士に対し、保育園が借り上げたマンションなどの家賃を月6万6000円まで補助してくれます。しかも市立保育園だけでなく、市内の民間の認可保育園も対象。借り上げ住宅の家賃が6万6000円以下なら、自己負担ゼロになるんです。ただし「市内在住・市内へ転入」などの条件がありますので、詳しくは各自治体のHPなどで確認してくださいね。
正社員として就職した保育園で数年のキャリアを積めば、もう立派な経験者です。もしそこで転職を考えたとしても、今度は「職歴に自信がない」と不安になる必要はありません。育ててもらった保育園には「申し訳ない」という気持ちになるかもしれませんが、それはそれ。「もっと大規模な園に挑戦してみたい」「キャリアアップ制度が充実している園で働いてみたい」と思ったら、一歩踏み出してみてもいいんじゃないでしょうか。次は「2年以上の経験者のみ」といった条件の募集にも、自信を持って応募できるはずです。
私たち『ほいとも』は保育士専門のエージェントとして、多くの人のお仕事探しをお手伝いしています。その中で「実務未経験」「正社員未経験」という人にも、将来のキャリア形成のために正社員としての転職を積極的にオススメしています。もちろん「未経験・経験が浅い方も歓迎」という保育園の求人案件もたくさんご用意していますので、ぜひ一度相談してくださいね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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