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2021.07.30

ホンネ座談会

【保育士インタビューvol.13】新卒入社&男性保育士の本音トーク

新卒入社&男性保育士の本音トーク

木村:今日は、ワークプロジェクトが運営する『こぐまの森保育園 箕面園』で勤務していただいている保育士さんへのインタビューです。箕面園は2018年にオープンした新しい園。ワークプロジェクトが運営する保育園の中でもいちばん規模が大きく、90名定員の園になります。今回お越しいただいたのは、そんな箕面園で活躍中の男性保育士・石地さんと新卒でこぐまの森保育園に入職された今木さんのお二人。では早速、いろいろとお聞きしていきましょう!

石地先生:僕は高校の途中まで料理人になろうと考えていました。しかし、当時いちばん仲の良かった友人が病気で入院。お見舞いに行ったとき彼が「保育士を目指したい!」と言ったのを聞いて、一緒に保育の道に進もうと約束したのがきっかけです。小学校の先生にも興味はありましたが、最終的には保育専門学校に進学しました。
今木先生:私は小学校からずっとバドミントンを続けていたので、スポーツ関連の仕事に就きたいと考えていました。一方で、子どもの頃に幼い従兄弟たちと一緒に遊んだときの楽しい思い出もあって。だから、身体を動かしながら、子どもたちと関わる仕事として保育士を志望するようになりました。
石地先生:実習や就職活動を通じて実感したのが、男性保育士への風当たりの強さ。それで卒業後も学生時代から続けていたテーマパークでアルバイトをしていました。でも「保育士になろう!」という気持ちは消えなかった。そこで、まずは派遣で保育士をスタートすることに。ただ、男性だから…ということで任せてもらえない業務や施設内に男性用トイレもなかったこともあって、新しい環境を探していました。そんなとき、紹介会社の担当者さんから箕面園を案内されました。もともと勤務地は大阪市内を希望していましたが、実際に園を見学して設備が良かったこと、そして何よりも園長先生が男性で「保育士は男女の区別なく、仕事して欲しいと考えています」という言葉が何よりも後押しになりました。
今木先生:私は幼稚園に実習に行ったのですが、ピアノが得意でなかったので断念しました。それで、次は保育園で実習を受けたのですが、今度は先輩保育士さんの話し方が厳しくて。教えられていないことで叱られることもあったりして、「それなら自分で自分に合った保育園を探そう!」と考えるようになりました。就職フェアなどにも参加しましたが、今ひとつピンとくる園がなく…そんなときにネット検索で見つけたのが『こぐまの森保育園』のホームページでした。見やすくて、園の雰囲気もよく伝わってきたので、直接連絡して園見学をお願いしました。実際に園長先生はじめ、他の職員さんの対応も良くって、ここで自分が働く姿がイメージできました。
今木先生:入社前とのギャップはないですね。新卒なので、できないことについて指導されることもありますが、すべて「子どものため」だという方針が貫かれているので納得感も高いです。その上で、今はできることを増やしたいと考えるようになりました。日々子どもたちの成長が見られる現場で、考えが至らない部分を一つずつ減らしていこうと思います。
石地先生:僕も入社前のイメージ通りでした。男性も勤めやすいように園長先生が体制を整えてくださっています。1年目は主任とペアだったので、厳しい指摘もたくさん受けましたし、自分の至らなさに辛い思いをすることもありました。ただ、その分、とても勉強になったのは事実です。後輩も入ってきていますので、ちょっと気持ちが前のめりになることもありますが、今後は主任や園長といったキャリアアップにも取り組んでいこうと考えています。
石地先生・今木先生:「子どものため」ですね!目の前に子どもたちがいるから、大変なことがあっても「笑顔で頑張ろう」って思えます。しんどいなぁ、疲れたなぁ、と感じていても「せんせい、おはようございます!」って登園してくる子どもたちに挨拶されたら、今日も一日、楽しんでいこう!っていう気持ちになるんです。子どもたちも周りの先生たちも、みんなが笑顔で過ごしてくれるから、私たち自身も頑張れる。本当にこれが保育の仕事に対する原動力だと感じています!
■インタビュー・監修/木村優樹子
関東出身。高校・大学は京都で過ごす。卒業後は人材紹介ビジネス一筋で2019年秋から現職の保育士専門コンサルタントに。特技は『1回会った方は忘れない』こと。大阪の保育園情報なら木村まで!

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