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2021.08.06

ホンネ座談会

【保育士インタビューvol.14】転職理由は「子どもとの関わり方を変えたい」

転職理由は「子どもとの関わり方を変えたい」

坂本:今日はワークプロジェクトが運営する『こぐまの森保育園 日本橋園』を訪問させていただいています。日本橋園は地下鉄堺筋線「恵美須町」駅から歩いて2分。アーケードがあるので雨の日も便利ですね。これからお話をお伺いするのは、ともに20代の若手保育士さん、久保先生と竹内先生です。では、よろしくお願いします!

久保先生:私には弟が2人います。それぞれ3つ、6つ歳が離れていますが、弟たちが生まれたときからミルクをあげたりしてました。また、近所にも年齢の離れた小さな子が多い環境でしたので、自然と「保育士」の仕事に興味を持つようになりました。
竹内先生:私が通っていた中学校には附属の幼稚園がありました。運動場なども共用でしたので、幼稚園の園児たちと触れ合う機会が多くありました。そのときの楽しかった思い出が、保育士になろうと考えるようになったきっかけですね。ちなみに私も弟がいます。しかも、3人(笑)。
久保先生:前の職場は定員100名の子ども園だったのですが、正直、子どもたちと関わる「心の余裕」が持ててなかったです。園児たちを並ばせるとき、着替えさせるとき、作業的にスケジュールをこなしている自分に、あるとき気づきました。保育士同士の人間関係もよかったので4年勤務しましたが、やはり家庭的で自分自身が楽しいと感じられる保育園で働きたいと転職を決意しました。
竹内先生:新卒で入職した園の先輩はベテラン揃い。子どもを叱る口調が厳しかったり、新人保育士への言葉遣いもキツかったですね。それに行事でやることも毎年決まっていて、同じキャラクターを使った同じ進行の繰り返し。新しい案は言い出しにくい環境だったと思います。
竹内先生:どこかの紹介会社には登録しましたが、あまり印象には残ってないですね。実は日本橋園には最初、パートで入りました。というのも、実際に働いてみて長く働ける環境かどうかを知りたかったのです。で、働いてみるとわからないことや悩んでいることを相談しやすくて。毎日のミーティングでも年功序列なく、自由に意見が言えますし、何よりも子どもたちと一緒に思いっきり笑い合える環境でした。なので、勤務開始から2ヵ月で正社員になりました。
久保先生:私は紹介会社から、この日本橋園を案内されました。連絡もこまめにいただいて、面接のときも「頑張ってくださいね!」とメールもらったり。園長先生と面接だったのですが、入職してからもそのときのお話通りで、日本橋園は笑顔がいっぱいの保育園でした。一人ひとりの子どもの些細な言葉にも、みんなでリアクションするようなアットホームさ。それに若い保育士が多いので、一緒に学びながら保育スキルを上げていける職場環境だと感じます。
竹内先生:保育士としての基本なのですが、子どもたちが安全・安心に過ごすことができる園の環境づくりにプラスして、「楽しい」と思ってもらえる保育士になりたいですね。
久保先生:日本橋園は小規模園なのですが、大きな園じゃなくても子どもたちがいろんなことを体験できるように、私たち保育士が提供する「保育の質」を高めていきたいと考えています。
■インタビュー・監修/坂本野乃子
大阪生まれ・大阪育ち。バイト3つを掛け持ちする学生時代を過ごす。卒業してコールセンターで電話応対業務を経てワークプロジェクトに入社。仕事で保育園に訪問して、子どもたちと触れ合えるのが何より楽しいというコンサルタント。派遣で保育士に再チャレンジという方を積極応援中!

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