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2021.12.01

転職コラム

転職先が決まったら「退職までにやるべきこと」を忘れずに!

転職先が決まったら退職までにやるべきことを忘れずに!

働きながら求職活動を行い、面接を繰り返しながらようやく転職先が決まった!もちろん「これで一安心」なんですが、「あとは新しい勤務先に行くだけ」と油断してはいけません。転職先で働き始める前に、いまの保育園をきちんと退職し、必要な準備を整える必要があります。気持ちよく新スタートを切るために、これだけは忘れずにやっておきましょう。

当然のお話ですが、転職するにはいまの保育園を退職しなければなりません。次年度に向けての意向調査で、すでに退職の意志を伝えている場合は問題ありませんが、それ以外は自分で伝えることになります。法律上は退職日の2週間前までとなっていますが、1〜3ヵ月前に報告するのが社会人としての常識ですね。また「誰に伝えるか」も重要な問題です。同じクラスの先生や仲のいい先輩保育士に先に話してしまうと、そこから話が漏れてややこしくなる場合もあります。最初に主任、そして主任の了承をもらってから園長に話を通すのが適切な順序です。もちろんメールやLINEで連絡するのは絶対NG。必ず直接「ご相談したいことがあります」と伝え、当日は「退職願」を用意しておきましょう。退職願の書き方はネットで検索すれば、すぐに見つかります。自主退職の場合、理由は「一身上の都合」などで大丈夫です。
いざ主任や園長と向き合って目を見ると、どうしてもいい辛くなることもあります。でも「退職しようと思っているんです…」なんて曖昧な伝え方をしてはいけません。「どうして辞めようと思ったの?」から始まり、「残業が多くて…」なんて返事をしてしまうと、「残業を減らせば残ってくれるの?」と慰留の理由を与えてしまいます。もう転職先が決まっているなら「3月末で退職します」とキッパリいい切ることが大切です。もし「じゃあ、もう明日で辞めてください!」なんていわれたら、それは明らかに不当解雇。受け入れる必要はありません。さらに担任を持っている場合は子どもたちや保護者からも「先生、辞めないで!」と引き留められることもあるでしょう。「せっかく子どもがなついてくれたのに」「親御さんとの信頼関係もできたのに」という気持ちになるのは仕方ありません。でも新しい道に進むために、自分の意志をしっかり貫きましょう。退職が園全体に発表されたら先生方だけでなく、パート保育士、職員などお世話になった人全員にきちんと挨拶することも忘れずに。そうすれば気持ち良く送り出してくれるはずです。
転職の際には新しい園への提出書類として、前の園の「在職証明書(在籍証明書・勤務証明書)」が必要となります。在職期間によって処遇改善手当の額が算出される重要な書類です。基本的には自分で作成した書類に園の認証印をもらうという流れ。これも書式・ひな型などはネットで検索すればすぐに見つかります。事前にお願いしておいて退職日に受け取るというのが一般的ですね。受け取った証明書は必ずコピーを取り、原本を転職先に提出。コピーは控えとして保管しておきましょう。転職日が近づくと退職に向けた引き継ぎなどをしながら、同時に次の園の事前訪問や事前研修も始まります。きちんとスケジュールを組んで元の職場にも、そして転職先となる園にも迷惑をかけないよう心がけましょう。ちなみに私たち『ほいとも』からの紹介で転職が決まった場合は、退職願や在職証明書の書き方などもサポートするだけでなく、入社までの訪問日程などもみなさんに代わって調整します。これ「助かる!」「心強い!」と保育士さんから好評ですよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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