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2022.04.06

転職コラム

朝・夕だけの短時間、『保育士パート』の求人が増えてます!

朝・夕だけの短時間、『保育士パート』の求人が増えてます!

最近「朝7:30〜9:30」や「夕方16:00〜19:00」など、短時間のパートの求人をよく見かけます。一般的に保育園の通常保育は9:00〜17:00ですが、仕事の都合などで延長保育料を払っても「朝早めから預かってほしい」「お迎えの時間を遅めにしてほしい」という保護者が増えています。ただ社会的に「働き方改革」が進む中、正規保育士に早出や残業を強いることが難しくなり、この時間帯だけ、延長保育担当としてパート保育士を募集する園が増えているのです。

朝は「7:30から」、夕方は「19:00まで」の募集が中心ですが、園によっては「8:00から」や「18:30まで」でもOKというように、時間の融通がきく場合もあります。勤務日数も「週2〜5日の間で」と相談に応じてくれるケースが大半ですね。だから朝・夕の空き時間を有効に利用したり、家事や趣味と両立しながら働いたりすることができます。さらに副業が認められていることも多く、お昼間に他の仕事をしながらのWワークも可能です。
また朝だけ・夕方だけの短時間では、なかなか応募が集まりにくいので、時給も高めに設定されています。大阪市内だと1200〜1300円が相場で、中には1400〜1500円という求人もあります。例えば時給1300円で1日3時間・週3日(月12日)の勤務なら月々4万6800円の収入。「扶養内で働きたい」「もう少し家計にプラスが欲しい」という人にもピッタリです。
朝・夕は通常保育外なので、園児も少なめ。もちろん正規の先生も何人かいますので、短時間のパートを保育者ではなく「保育補助」として採用する園も多いです。園長や保育士のサポートをしながら、空き時間に清掃や消毒作業などを行う「保育補助」なら、保育士資格も要りません。ただし園によって資格が必須の場合や、有資格者は時給1200円〜/無資格者は時給1100円〜というように待遇に差があることもあります。まずは募集条件をしっかりチェックしましょう。
無資格OKの園なら、「子どもが好きで保育園で働いてみたかった」「免許はないけど子育ての経験を活かしたい」という人でも大丈夫。「いま保育士を目指して勉強中」という人なら、現場で貴重な経験を積むこともできますね。また保育士資格を持っているけど、「担任や責任の重い仕事は避けたい」「ピアノや書き物が苦手」といった人にも人気。さらに結婚を機に離職していた保育士が、子どもが中学・高校へ上がるタイミングでパートを考える際、「どうせなら経験のある仕事で」というケースもあるようです。
朝・夕の延長保育を行っている園では、正規保育士が「早番7:00〜16:00、中番9:00〜18:00、遅番11:00〜20:00」のようなシフト勤務をする必要があります。でも朝・夕の専任パートを採用すれば、早番・遅番を大幅に減らすことができます。だから正規保育士の負担が少なく、定着率が高いというデータもあります。そんな園ならきっと雰囲気もよく、パートを貴重な戦力として大事にしてくれるはずですね。
常時4000件以上の保育士求人を取り扱っている『ほいとも』でも最近、パート案件が増えています。特に小規模保育園や児童養護施設、乳児院などでは「朝・夕だけの短時間」の募集が圧倒的に多いですね。「短時間だけならやってみたい」「Wワークを考えている」という人はぜひ一度、相談してください。「7:30からはキツイけど、8:00からなら働ける」「できれば週3日だけで」という人は、私たちが保育園側との条件交渉まで行いますよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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