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2022.05.11

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保育園にも活気が戻りつつあります!

保育園にも活気が戻りつつあります!

3年ぶりの「行動制限のないゴールデンウィーク」。みなさんもお休み中、リフレッシュしたり、ちょっと羽を伸ばしたりできましたか。もちろんまだまだ油断は禁物ですが、少し日常が帰ってきた感じですね。保育園でも行事や保護者との関わり方などが、徐々に平時に戻りつつあります。感染の再拡大に注意しながら、制限を緩和する園も増えてきました。これまでの取り組みや対策は、今後どう変わっていくのでしょう。

もしかすると2020年の春以降に保育士になった人は以前の状況を知らないかもしれませんね。2019年までの運動会や発表会は両親だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんも見に来るなど、それはそれは賑やかでした。しかし感染拡大で行事が次々に中止になり、送迎も「保護者1人」「玄関まで」のように制限されるようになってしまいました。そのために先生と保護者、保護者同士の関係も希薄になったといわれています。
でも最近は行事への参加人数制限を緩和したり、園舎内までの送迎をOKにしたりする園も増えてきました。まだマスクを外すわけにはいきませんので、お互いの表情は見えませんが、少しずつコミュニケーションを増やしていきたいですね。大きな声を出せなくても、保護者と接する際は明るい声と表情を心がける。まずはそのあたりから始めましょう。きっと保護者のみなさんも、明るい挨拶や笑顔を返してくれるはずです。
ずっと中止だったプール遊び、園外保育や遠足を再開する園も増えてきました。でも完全に以前の状況に戻すのは難しく、やはり感染防止に最大限の注意を払った上で、子どもたちが楽しめるように、各園が工夫を凝らしています。
3〜5歳の園児はまだマスク着用にしているケースも多いので、これからの季節は熱中症対策が不可欠です。さらにこれまで外出機会が少なかった子どもには、日焼け対策なども重要ですね。まずは園児の健康を守ることが何よりも大事です。そして保育士は自分自身の健康にも気をつけないといけません。
また多くの園児が園外保育や遠足などを、あまり経験していません。外に出ると思わぬ行動をするケースもあります。きちんと担当を決めて、これまで以上に見守りに力を入れる必要もありますね。
陽性者や濃厚接触者の隔離期間も、どんどん短縮されてきました。ライブやフェス、スポーツ観戦の入場制限も撤廃されました。また感染者がいちばん多かった2月頃は全国で800近い保育園やこども園が休園していましたが、それもいまは200台にまで減っています。もちろんまだまだ気を許すことはできませんが、ワクチンの接種も進み、ウィズ・コロナという考え方も浸透しつつありますね。そんな中で保育園に活気を取り戻すためには、まず保育士自身が明るく元気に取り組むことが大事です。子どもたちが楽しくのびのびと過ごし、保護者が安心して預けられる保育環境を、ぜひみなさんで作っていきましょう。
ただ、感染対策や新たな活動方針は園によって様々です。転職の際に「そこは気になる」という人は、ぜひ『ほいとも』に相談してください。私たちは求人依頼のあった園を、必ず直接訪問しています。そこで見聞きした各園の取り組みや園長先生の考え方などを、詳しくお話ししますよ。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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