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2022.07.27

転職コラム

「聞いてた話と違う…」とならないよう、事前確認を入念に!

「聞いてた話と違う…」とならないよう、事前確認を入念に!

ありがたいことに、私たち『ほいとも』には毎日たくさんの保育士さんが登録に来てくださいます。転職エージェントに登録・相談するわけですから当然、転職理由をお聞きすることになります。そこでよく耳にするのが「働き始めたら、聞いてた話と違って…」という声。せっかく入った保育園を、そんな理由で辞めるのはもったいない! 契約前にもう少し確認すれば防げたのでは! そう感じることが多いので、今回はどんなことで「話が違う」になるのかをまとめてみます。

採用通知書や雇用契約書では「7:30〜19:00の間で実働8時間/シフト制」といった表記が多いですね。でも「シフト」の内容については、あまり詳しく書かれていなかったりします。シフトの組み方は園によって様々。例えば早番・中番・遅番の3シフト制だったり、そこに超早番・超遅番が加わって5シフト制だったり。さらに各シフトを1日毎や1週毎に交替する園もあれば、数ヵ月は一つのシフトで固定勤務の場合もあります。
これ、事前に聞いていないと「毎日、時間が変わるなんて思わなかった」「こんなに早番が多いなんて聞いてない」ということになりかねません。面接時に「シフトは何パターンですか?」「交替のサイクルは1日毎、それとも1週毎ですか?」というように、詳細を確認しましょう。
例えば面接時に「0〜5歳クラスのフリー保育士として」と説明があったとします。でも「フリー」の定義は園によります。例えば「午前中は乳幼児クラス、午後は幼児クラス」という働き方を求められたり、「このクラスの先生がお休みだから、今日は1日そこに入って」といわれたり。もし自分のフリーの認識が園と違っていたら、これも「話が違う」に繋がります。
だから面接時に「フリー保育士」という話があれば、まずは「フリー保育士の働き方はどのようになりますか?」と質問しましょう。さらに「園によっては時間帯ごとにクラスを動いたり、1日単位でいろんなクラスの応援に行ったりすることもあるとお聞きします。ご採用いただいた際の心づもりのために、詳しくお教えいただけますか」と聞いけば印象もよく、ギャップも防げるはずですね。
日々の連絡帳や日誌、おたよりやカリキュラムの作成など、保育士にはいろんな事務作業がついて回ります。そしてこれも、園によってやり方は様々。まず手書きなのか、パソコン入力なのか。勤務時間中に書くのか、仕事が終わってからか。日によって家に持ち帰る…なんてことがあるのか、ないのか。事前確認の重要度が高いポイントです。
「前はパソコン入力だったから、今度もパソコンで」と勝手に思っていて、「ウチはすべて手書きです」なんていわれると大変。逆にパソコンが苦手でずっと手書きでやってきた人が苦労することも。実際に「初めてパソコンで書くことになったけど、ぜんぜん時間内にできず、ストレスで3日で退職を決めた」という人もいたくらいです。手書きか、パソコンか、さらに最近はタブレットで作成という園もありますので、応募・面接時にしっかり確かめましょう。
保育士の側が「前の園はこうだったから、次もきっとそう」と思い込んでいたり、逆に園長先生が「ウチは長年、こういうやり方だからあえて伝えるほどでもない」と考えていたり。それで大事な部分の話をしないまま面接が終わってしまうと、「話が違う」が起こりやすくなります。でもよく考えると、これは「話が違った」ではなく、お互い「聞くまでもない」「いうまでもない」と思って「話が足りなかった」ということです。
「あたり前」の価値観は人によって、園によって違います。入社後のギャップを防ぎ、長く働くためには、やっぱり事前確認しかありません。ちなみに『ほいとも』では、キャリアアドバイサーが各園の状況を詳しく把握していますので、「この園の日誌は手書き?」と聞いてもらえば、ほとんどの場合「いいえ、パソコンです」と即答できると思います。わからない場合はきちんと園に確認しますので、お給料のこと、子どもとの接し方など、細かなことでも遠慮なく質問してくださいね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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