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2022.09.21

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キリスト教系の保育園って、どんなところ?

キリスト教系の保育園って、どんなところ?

保育園や幼稚園の中には宗教の教えを基盤とする施設があります。例えばお寺の境内が園庭になっているような仏教系、園内に小さな教会があるキリスト教系…。中でもキリスト教系の保育園に関しては、「どんな施設?」「どんな行事があるの?」「クリスチャンじゃなくても働けるの?」といった質問をよく受けます。そこで今回はキリスト教系の保育施設の特徴をまとめてみます。

キリスト教は信者が20億人以上ともいわれる世界最大の宗教。日本には1546年、フランシスコ・ザビエルが伝えたとされています。「以後よろしく(1546)、キリスト教伝来」なんて年号を覚えたりしましたね。カトリック、プロテスタント、正教会が3大宗派とされ、日本の保育園では「カトリック系」「プロテスタント系」が主流のようです。
宗派によって歴史や教えは異なりますが、「神様からいただいた命を大切にし、常に神様に感謝の気持ちを捧げる」というのがキリスト教の考え方。それを基盤に、家族や友だちなどのまわりの人、様々な物事に感謝する心を育むといった方針を掲げる園が多いようです。保護者も特にキリスト教信者である必要はなく、基本的な躾、正しい生活習慣の習得、やさしい心の育成などに期待して入園させるケースが大半かもしれません。
もちろん保育士も全員がクリスチャンというわけではありませんし、働くにあたって入信を迫られたという話も聞きません。キリスト教の教えというより、園の保育方針に賛同して働くことを決めたという先生方が少なくないようです。
いちばんの特徴は「お祈り」です。例えば食事の際に神様に感謝して「いただきます」「ごちそうさまでした」と合唱をしたり、登園時に集まって「今日も元気でいられること」に感謝したり…。「イエスさま、おいしいごはんをありがとう」「てんのかみさま、あかるいあさをありがとうございます」など、その言葉は園や宗派によって異なるようです。
またキリスト教の教えを子どもたちに分かりやすく説く集会が定期的に行われたりもします。カトリックでは「神父さまによるミサ」、プロテスタントでは「牧師さまによる礼拝」と呼ばれますが、いずれもみんなでお話を聞き、賛美歌を歌うといった形式。もちろん宗教色はありますが、子どもにとっては日々のお祈りを通して感謝の心を養い、賛美歌を通して歌うことの楽しさを知るといった側面が大きいかもしれません。
イエスキリストの誕生日を祝うクリスマス会は、一般の保育園より豪華で、大がかりかもしれません。園によっては子どもたちがキリスト生誕にまつわる劇を演じたりもします。4月にはキリストの復活を祝う「イースター(復活祭)」で卵に絵を描いたり、6月の「花の日」にはみんなで花を持ち寄って飾ったり、10月は「ハロウィン(万聖祭)」で仮装をしたり、11月には「収穫感謝祭」で秋の味覚を楽しんだり…と、子どもたちにとって嬉しいイベントが豊富です。それに加え、節分、ひな祭り、七夕などの日本の伝統行事も併せて行う園が多いようです。
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■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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