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2022.11.16

転職コラム

3月末の転職予定。年明けからパート保育士の転職活動で大丈夫?

2023年3月末の転職予定、パートのお仕事探しは年明けからでは遅過ぎる!

運動会シーズンも終わり、そろそろ園から来年度の継続意思を確認される頃ですね。もし「年度末の3月で退職して、新年度からは別の園に転職しよう」と思っているなら、いますぐお仕事探しをスタートしないと出遅れますよ。もちろんこれは正社員だけの話ではありません。「私はパートだから年が明けてから探せばいいや」なんてのんびり構えていたら、人気の園や希望の園の募集が終わっちゃいますよ!

毎年、年明け1月から転職活動をするパート保育士さんが急増します。確かにいま求人サイトなどを見ると急募の案件が多く、「新年度の募集はまだ始まってない」と思うかもしれません。でも実際は、新年度の入所申し込みの締め切りが年々早まっていて、すでに園児数見込みがハッキリしている地域も多いんです。そのため新年度に向けた人員計画も早まっていて、この時期から非常勤パートの募集を始めている園も少なくありません。
なのに「転職活動は年明けから」という人が多いため、1月に応募が集中します。特に条件のいい求人や、人気の園では競争率がうなぎのぼり。ライバルが少ない11〜12月がチャンスなのです。だから、この記事を読んでいるみなさんは超ラッキー。まずはどんな園が新年度の募集をしているか、情報収集だけでもぜひ、いまからスタートさせてください。
年度末での転職を考えている人は、まずいまの職場との退職交渉が待っていますね。その際、退職理由とともに「実はもう転職先が決まってるんです」と伝えることができれば交渉もスムーズ。強引な引き止めや、在籍証明書を出し渋られるといったことも回避できますよ。
また退職の意思を伝えたあと年明けから転職活動を始めて、もしいい求人に出会えなかったら、競争率が高くて希望の園に採用されなかったら、年度末ギリギリになって焦ることになります。焦って希望とはほど遠い園に転職せざるを得なくなったり、逆に「仕方ないからココに残ろうかな」と心が揺れたり…。「やっぱり辞めるのを止めます」なんてことになると、園や他の先生に迷惑をかけることにもなります。そんな事態に陥らないためにも、転職活動は余裕を持ったスケジュールで進めることをオススメします。年内に転職先が決まれば、年末年始も気持ちよく過ごせますよね。
感染者数がまたジワジワと増え始め、「第8波が来る」「ピークは年末から年明けにかけてか!?」といった報道も目にするようになりました。ちょっと第6波、第7波の頃を思い出してみてください。幼い園児にマスク着用は強制できないので、行事は保護者の参加ナシで。園外活動はできるだけ行わない。部外者の訪問は極力断る方向で…。みなさんの園でも多かれ少なかれ、そんなことがあったはずです。だから、いつまた「感染状況を考慮し、職場見学はご遠慮いただいております」という状況になるか分かりません。転職する前に絶対、職場を見ておきたいという人は、これもまた「いまのうち」です。
実は『ほいとも』には、年度替りのタイミングで転職を考えているという幅広い年齢層のパート保育士さんが、すでにたくさん登録いただいています。そして専任のキャリアアドバイザーが「どうやって転職先を探せばいいの?」「もう募集を始めてる園はある?」といった相談に乗り始めています。「来年3月まで、まだ4〜5ヵ月あるし」なんて思っていると、人気のある新規開設の園、好条件の求人はすぐに埋まってしまいますよ。まずはみなさんの転職理由や希望条件を聞かせてください。私たちが一緒に次の仕事を探し、見学の日程調整、履歴書の書き方、面接対策までしっかりサポートします。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

希望園への転職活動はお早めに

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