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2023.02.01

転職コラム

園長への近道は「園長募集」求人への応募!

園長になるには、「園長募集」の求人への応募がオススメ!

保育士の最終キャリアとして「園長を目指したい」という人もいるでしょう。確かに園長は、リーダー職、副主任、主任、副園長とステップアップした後のひとつのゴールかもしれません。ただし、いまの保育園で長年勤めていれば、そのうちなれるというワケでもありません。まずは園長の仕事をしっかり理解し、どうすれば園長になれるかを考えていきましょう。

園長は園の代表として様々な業務を担います。まず経営者として、自治体から支給される補助金、運営経費をもとに収支計画を作成。予算計画や事業計画を立て、園を円滑に運営します。さらに行政とのやりとり、補助金の申請、自治体との会議への出席なども行い、保護者対応の最終責任者としての役割も担います。また管理責任者として、施設や設備が安全に保たれているかを管理。必要に応じて修繕などを行い、常に安全を確保する責任があります。もちろん保育士のシフト管理、クラス担任の割り振りなどの人員管理も園長の大切な仕事。園児の健やかな成長とともに、先生の働く環境の整備にも力を注ぎます。様々な重責を担うため、その分、平均年収は500万円〜700万円という水準。当然、相応の経験・知識・マネジメント力が求められますね。
一つの園に長く勤務し、クラス担任、主任、園長へとステップアップするのが最も正統なルートといえるでしょう。確かに公立では、このルートで園長になるのが一般的。短大・大学卒業後、正規職員として10年以上の経験を積んでから園長昇格試験を受ける人が多いようです。ただし試験に合格してもポストに空きがなければ園長にはなれません。また園長になってからは、3〜4年の周期で異動があるようです。
一方、私立の場合は園内でのステップアップは厳しい道のりになるかもしれません。例えば家族経営の園では、理事長、園長などのポストは一族内で引き継がれることが多く、保育士は何年勤めても「主任止まり」「園長昇格の目はない」という話をよく耳にします。また私立では保育士資格・保育士経験がなくても園長になれますので、経営陣から選出したり、外部から迎え入れたりというケースも少なくありません。
私立では各園が園長に独自の基準を設けていて、それを満たす人を園長、副園長、園長候補として募集・採用する場合がけっこうあります。早く園長職に就きたい、自分で園を運営したいという人は、そこに応募するのが最短ルートかもしれません。応募資格は「園長経験必須」から「保育士経験10年以上」「主任経験があればOK」まで幅広く、小規模園では「乳児経験」が必須とされる場合もあります。加えて、保育方針に共感できるか、先生たちをまとめていける人柄かどうかなども問われますので、まずは募集要項の「資格」のところを要チェックです。
保育士専門の就職・転職エージェントとして5000件以上の求人を提供している『ほいとも』にも、もちろん園長や園長候補の募集案件が寄せられます。キャリアアドバイザーがみなさんの経験・希望をしっかり聞いた上で、各園の採用基準と照らし合わせて最適なマッチングを行います。さらに採用試験や面接対策までサポートしますので、園長志望の人はぜひ一度、相談してみてくださいね。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

園長への転職相談もぜひ!

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