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2023.03.15

転職コラム

同じ日に面接と職場見学。間違いない保育士転職なら!

「面接+職場見学」の同日セットが、間違いのない転職への近道!

保育園では面接当日、一緒に職場見学をさせてもらえるケースが多いですね。特に数年前にコロナ感染が広がって以降は、外部からの訪問者をできるだけ制限しようという動きもあり、面接と見学を1日で済ませようという園が増えています。もちろん「職場を見学してから面接を受けるかどうか決めたい」という人もいると思いますが、それだと不利になることもあるんです。

転職後に「こんなはずじゃなかった」「聞いていた雰囲気と違う」なんてことにならないよう、転職サイトの情報だけに頼らず、実際の様子を自分の目で確かめる見学がとても重要。これはみなさんの共通認識だと思います。もちろん「いきなり面接はハードルが高いので、まずは保育園見学だけ」「応募するかどうか、見学してから決めたい」という気持ちも分かります。でも私たち『ほいとも』では、面接+見学を同日セットで行うことをオススメしています。
第一の理由は、「見学してから面接」では選考に出遅れてしまう可能性があるからです。特に人気の園では志望者が多く、どんどん選考が進められます。「見学してみて、いい感じだったから応募しよう!」と履歴書を用意している間に採用枠が埋まってしまったというケースも少なくありません。「まずは見学してから」という人も、できればその考えを伝えた上で「見学後、そのまま面接」をお願いするようにしましょう。
第二の理由は「見学の濃度」です。面接当日の見学では面接官を務める園長や主任が「ウチはこういう方針で、こんな活動をしてるんですよ」と、説明を加えながら園内を案内してくれます。それに対して見学だけの訪問では、案内担当者が事務職員や一般の保育士さんという場合が多く、説明も「コチラが3歳児クラスです」と淡白になりがち。保育内容などを質問しても求めている答えが返ってこず、表面的な見学で終わってしまうこともあるのです。
見学の際は「自分がここで働くとしたら」という視点が必要です。転職を決意したということは、前の職場に何らかの不満や問題があったはず。もちろん不満や問題は人それぞれですが、どんな場合でも「ここなら解消できるか」「納得して働けるか」をしっかり見極めないといけませんね。
例えば保育方針が合わなかったという人は、園独自の取り組み、保育室の使い方、先生と子どもたちの関わり方などを注視。人間関係に悩まされた人なら、園長と先生方の関係性、先生同士のやりとりなどに注目。「忙しすぎた」という人は園児数に対する保育士の人員配置などにも目を配って…。そしていずれの場合も分からないこと・知りたいことは積極的に質問しましょう。
もちろん細部だけでなく、園全体の雰囲気を見るのも大事です。子どもたちの笑顔、実際に働いている職員・先生方の表情、園としての活気などもしっかりチェック。その上で自分がここに入った場合、「馴染めそうか」「楽しく働けそうか」をイメージしてみることがポイントです。これは転職者だけでなく、就職を目指す学生さんでも同じですね。
見学はみなさんが園内を見るのと同時に、園側もみなさんの人となりを見ています。ある意味「選考の一部」だと考えたほうがいいかもしれません。だからまず清潔感のある服装、元気な挨拶を心がけましょう。さらに園のどこに興味を持っているか、どれだけ熱心に質問しているか、子どもたちにどんな声かけをしているかなども見られているはずです。
またスーツ姿で見学に来れば応募者であることは一目瞭然。案内役の園長や主任だけでなく、全員がみなさんに注目しています。現場の職員・保育士さんとのやりとりの中でも好印象を残せるよう、明るく朗らかな振る舞いを心がけましょう。
同日セットの面接・見学で選考に出遅れないようにする。その園が自分に合うかをしっかり見極める。面接・見学を通して自分をしっかりアピールする。これが採用率アップ、間違いのない良い転職への近道です。他にも『ほいとも』では、履歴書の書き方や面接対策など転職に関する様々なアドバイスを行っています。困ったことがあれば何でも気軽に相談してください。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

面接も見学もほいともにお任せ!

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