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2023.08.23

転職コラム

保育方針が合わない!転職希望する園の保育観を事前確認!

「保育観が合わない」と嘆く前に、志望先の保育観をチェック!

保育観とは、保育という仕事において、園児さんたちと向き合う中で、保育園が大事にしている価値観や考え方のこと。最近『ほいとも』に相談に来る保育士さんから「保育観が合わないから転職したい」という話をよくお聞きするようになりました。確かに保育士さんと価値観が異なる保育園だと、働きにくいかもしれませんね。でも「転職したい」とまで考えるようになる前に、きっと保育士さんにもできることがあるはずです。

園児さんたちは遊びの中で、けっこう危ないこともします。保育士のみなさんもヒヤッ!としたことが何度もあるはず。そんなとき「子どもにかすり傷はつきものだし、怪我の中から学ぶこともあるから少し様子を見よう」という考え方の保育士さんもいます。でも保育園が「とにかくケガはダメ!危ないと思ったら強く注意してください」という方針だったら、様子を見ていることを、とがめられるかもしれません。また園児さんたちが集合するときにザワザワが止まらない場合。「子どもたちが自然に動くことを大事にしたいから、声をかけずに行動で示そう」という方針の保育園もあります。でも保育士の中には「もうすぐ小学校入学だから、大きめの声を出してでも子どもたちを集中させなきゃ」と考える人もいるはずです。同じ事象でも対処の方法が保育園によって違ったり、園と保育士で異なったりすることがありますね。これは、それぞれが大切にしている保育理念や保育方針によるもので、何が正解という問題ではありません。でも、ちょっとした考え方の違いが積み重なると保育士さんは「私には合わない」「保育観が違う」ということになりがちです。
いくつもの保育園に応募して何度も面接を重ねて、せっかく入った園を「保育観が合わない」という理由で辞めてしまうのは、もったいない話です。そうならないためにも、転職や就職の前に保育士さんは園の保育観をしっかり確認することが大切です。最適な手段は、やはり保育園の職場見学。応募する前でも、面接と同時にでも構いません。ぜひ志望先の園に「一度、保育現場を見学させてください」とお願いしてみましょう。先生が子どもたちにどんな声かけをしているか、どんな態度で接しているか、自分の目で直接見れば、園の方針や考え方が分かるはずです。また職場見学では実際に働いている先生に話を聞くチャンスもありますね。子どもたちに声をかける際にどんなことを意識しているのか。ある程度強い言い方をするのか、促すような言い方か。一緒に働くことになるかもしれない人からの質問ですから、きっと丁寧に答えてくれるはずです。さらにその返事に対して、「なぜそうしているのか」「それが保育園の方針なのか」などもぜひ聞いてみましょう。また、質問のチャンスは面接時にもあります。例えば「1日の生活の流れ」について、時間ごとにカリキュラムを細かく設定しているのか、大まかなスケジュールで動いているのか。「行事への参加」について、積極的にクラス全員を巻き込んでやるのか、やりたくない子どもにも配慮するのか。そんな質問からもきっと「園としての保育観」が見えてくるはずです。
前もって入念に確認した保育士さんでも、転職・就職後に「やっぱり保育観が合わない…」ということがないとは限りません。そんなときは、園の方針や他の保育士の考え方をあらためて聞いてみましょう。大切なのは自分の経験や価値観に固執しすぎず、自分とは違う意見にも柔軟に耳を傾ける姿勢。自分が大切にしていることと、相手が大切にしていることをすり合わせる。自分の考えもしっかり発信しながら、異なる考え方にも敬意を持ってお互いに歩み寄る。そうすれば新しい発見があったり、自身の保育者としての視野が広がったりすることもあるはずです。私たち『ほいとも』は、求人の依頼があった保育園を直接訪問しています。そして職場環境や雰囲気の他、園の保育方針、園長先生の考え方などもしっかり把握しています。だから「この園はどんな方針?」「ここの園長の保育観は?」と聞いてもらえれば、きちんと答えられます。あなたの保育観に合う園を紹介することもできますし、職場見学の調整も行います。もちろん、「いま辞めようかどうか迷ってる」といったお悩み相談も大歓迎です。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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