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2024.02.07

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風邪をひけない保育士さんへ!感染症の予防と対策!

風邪をひけない保育士さん必見!感染症の予防法と対策!

保育園は様々な感染症のリスクが高い環境です。さらに保育士さんには「ちょっとのことでは休みにくい」というプレッシャーもありますね。もちろん100%完璧な風邪対策はありませんが、できるだけ自分で気をつけることはできます。今回は日頃どんなことに注意すればいいか、「風邪かな?」と思ったときにどうすればいいかをまとめてみます。ぜひ参考にしてください。

風邪のほか、新型コロナもまだ完全に収束していませんし、インフルエンザも毎年必ず流行します。コロナが5類に移行されて感染予防の意識が下がっていますが、マスク着用やアルコール消毒といった基本対策はできるだけ続けたほうがいいかもしれませんね。また最近は溶連菌(A群溶血性レンサ球菌)やノロウイルスの感染もニュースでよく見かけます。一般的に子どもの病気と思われがちですが、家庭内・院内・保育園内などで大人がかかる可能性もあるんです。さらに、おたふく風邪や風しんについても、厚労省が注意を呼びかけています。一度かかれば一生かからないといわれますが、これも絶対ではないようです。抵抗力の低下やストレスで、大人になってまたかかったという報告もあります。おたふく風邪や風しんは「子どもの頃にかかったかどうか覚えてない」「予防接種済みかどうか分からない」という人もいると思います。一度、医療機関で血液検査などを受けて、抗体を持っていない場合はあらためて予防接種を受けたほうがいいでしょう。
<手洗い・うがいが基本>
風邪予防方法としてまずできるのが手洗い・うがいです。風邪もコロナもインフルエンザも基本的には飛沫感染ですからうがいが第一ですし、アルコール消毒が効かないとされるノロウイルスにも、石けんでの手洗いは有効です。保育園では子どもたちに手洗い・うがい指導を行っていると思います。でも保育士は忙しかったり、イレギュラーな対応があったりすると、ついつい忘れがち。ぜひ子どもたちと一緒に励行し、家に帰ってからも徹底しましょう。
<こまめな水分補給>
風邪などのウイルスは口や鼻から入って感染し、喉のあたりで増殖して発症します。水分補給で日常的に喉や鼻の粘膜を潤しておくと、ウイルスの侵入や繁殖を抑えることができます。また血液中の水分が不足すると血液がドロドロになり血流も悪くなります。すると栄養が体内に行きわたらなくて抵抗力が下がったり、白血球が減って免疫力が落ちたりします。だから予防策として水分補給は欠かせません。目安は1日に1.5〜2リットル。1〜2時間おきに、こまめに飲むのがいいとされています。冬は保温ボトルに温かい飲み物を用意するのがオススメ。日本茶や紅茶には殺菌作用もあるといわれていますよ。
<十分な睡眠と栄養補給>
食事と睡眠でしっかり体力をキープする。これは風邪対策だけでなく、すべての病気の予防に有効ですね。まずは帰宅後のスケジュールをしっかり立てること。何時に夕食を摂り、何時にお風呂に入って、何時に寝るか。規則正しい生活と睡眠が何より大事です。食事は朝と夕が要注意です。昼は保育園でバランスのいい給食を摂れますが、朝食を抜いたり、夕食をカップ麺や甘い物だけで済ましたりしていませんか。こちらも規則正しく、しっかり食べることが重要です。どうしても偏りがちという人はサプリメントで補うのもアリです。
熱はないけど、喉がイガイガする。咳やくしゃみ、鼻水が出る。なんだか体が重い。ひきはじめかなと思ったら早めに市販の風邪薬を飲むなど、迅速な対応が必要ですね。そんなときに有効だといわれているのが「梅干し」です。風邪そのものに効くわけではありませんが、梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復に役立ち、梅酢ポリフェノールはウイルスの増殖を抑制するといわれています。さらに免疫力向上、整腸作用、美肌効果が期待されるという報告もあります。「すっぱいのが苦手」というみなさんは、梅肉エキスをお湯やお味噌汁に溶かして飲むのもOK。また野菜の酢漬け「ピクルス」にも同様の効果があるといわれています。
「休むと他の先生に迷惑をかけてしまう」なんて思いがちですが、無理して出勤してまわりにうつしたり、長引かせて1週間休んだりするともっと大変です。日頃からの風邪予防対策、初期対応はもちろん、風邪をひいたときに誰に報告すればいいかを確認しておくこと、早めに相談することも大事ですよ。

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