2024.11.27
お役立ち情報
冬だからできる!冬しかできない!保育園での楽しい遊びや活動!
つい先日まで「観測史上、最も遅い真夏日」なんてニュースが飛び交っていましたが、このところ一気に寒くなってきました。もう園服が替わったり、園バスには暖房が入ったりしているかもしれませんね。日本には季節ごとの行事や習慣がたくさんあります。保育園や幼稚園でも子どもたちに四季を感じさせるのは大事なこと。今回は春・夏・秋にはできない「冬だから楽しい」「冬だからこそ」の遊びや活動を紹介します。
冬こそ元気に外遊び!
寒い季節ならではの「自然あそび」は、子どもたちにとって新たな発見や学びの機会になります。例えば息を吐くと白くなることも気温の変化を感じる絶好のチャンス。「なぜ白くなるか」なんて難しい話は置いておいて、子どもたちは競って「はぁ〜っ!」とやり続けます。翌朝が冷え込みそうな日は、バケツに水を入れておけば薄氷が張るのを観察することができます。雪が降れば、雪合戦や雪だるまづくりで雪の冷たさを体感することもできますね。
また冬は熱中症を気にせず、思い切り外で体を動かすことができます。外遊びの定番、鬼ごっこには様々なバリエーションがありますが、タッチされると凍ってしまう「氷鬼」など、冬に合わせた工夫もできます。秋の運動会でやったリレー遊び、無理のない距離でのマラソン、大人数でのおしくらまんじゅうなども、体が温まりますね。
もちろん、けがや風邪の対策も忘れてはいけません。走り回る遊びの前には準備運動を。半袖・半ズボンでは寒すぎるし、ウールコートなどを着ていては動きにくい。衣類への注意も必要です。汗をかいたら体を拭いて、部屋に入るときは手洗い・うがい。これも基本ですね。
また冬は熱中症を気にせず、思い切り外で体を動かすことができます。外遊びの定番、鬼ごっこには様々なバリエーションがありますが、タッチされると凍ってしまう「氷鬼」など、冬に合わせた工夫もできます。秋の運動会でやったリレー遊び、無理のない距離でのマラソン、大人数でのおしくらまんじゅうなども、体が温まりますね。
もちろん、けがや風邪の対策も忘れてはいけません。走り回る遊びの前には準備運動を。半袖・半ズボンでは寒すぎるし、ウールコートなどを着ていては動きにくい。衣類への注意も必要です。汗をかいたら体を拭いて、部屋に入るときは手洗い・うがい。これも基本ですね。
制作物や部屋あそびにも冬を取り入れて!
白い画用紙で雪だるまのカタチを作れば、子どもたちは思い思いの顔を描いたり、色とりどりの帽子やマフラーを着せたりします。折り紙を六つ折の三角形にして雪の結晶を作れば、切り方によっていろんな結晶ができることに夢中になります。それを壁面や窓に貼っていくのも楽しいですね。他にも手袋や靴下、サンタクロース、クリスマスツリー、鏡餅、干支の動物など、冬は製作のテーマに苦労しません。
また雪が降らなくても、部屋の中で雪合戦を楽しむことができます。新聞紙を丸めて雪玉を作って、さすがにぶつけ合うのは危ないので、例えば紙コップ製の雪だるまを的に「あてっこ」をするなどの工夫は必要です。年末に凧を作れば、お正月に園庭で凧揚げを楽しむこともできます。ビニールにストローの骨をセロテープで貼るような簡単な作りでも、けっこう揚がりますよ。
『ほいとも』のInstagramでは実際に保育園で子どもたちが製作しているものを掲載しています。こちらも参考にしてみてください。
ほいともInstagramはこちら
また雪が降らなくても、部屋の中で雪合戦を楽しむことができます。新聞紙を丸めて雪玉を作って、さすがにぶつけ合うのは危ないので、例えば紙コップ製の雪だるまを的に「あてっこ」をするなどの工夫は必要です。年末に凧を作れば、お正月に園庭で凧揚げを楽しむこともできます。ビニールにストローの骨をセロテープで貼るような簡単な作りでも、けっこう揚がりますよ。
『ほいとも』のInstagramでは実際に保育園で子どもたちが製作しているものを掲載しています。こちらも参考にしてみてください。
ほいともInstagramはこちら
冬は食育や行事のチャンスでもある!
子どもたちにとって食育も重要な保育活動のひとつですが、冬は特に「いい季節」だといわれます。大根、かぼちゃ、かぶ、白菜、ブロッコリー、さつまいも、きのこ類など、カタチがはっきりした野菜が多く、シルエットクイズなどで楽しみながら旬を知ることができます。さらに、そんな食材を使う料理も多彩でクッキング活動にもピッタリです。きのことブロッコリーのクリームシチュー、ロール白菜、スイートポテト、ホットケーキミックスでつくるパンプキンドーナツ…。「みんなで作って、みんなで食べる」という家での食事とは違った楽しさがあります。食中毒の心配が少ないのも、冬ならではですね。
生活発表会やダンス発表会などを11月〜2月頃に行う園も多いようですが、それ以外にも冬は行事のチャンスがたくさんあります。クリスマス会、お餅つき、凧揚げ大会、節分の豆まき…。こうした行事はサンタの飾りつけ、鬼のお面づくりなど、製作活動と連動して楽しむこともできます。そしてただ楽しむだけでなく、クリスマスの由来、お餅をついたり豆をまいたりする理由、凧揚げに込められた思いなど、文化や風習を学ぶ機会にもなりますね。
ほかにも、クリスマスやお正月に関する絵本を読んだり、歌を歌ったり。園庭で落ち葉を集めたり、石の下で冬眠している虫を見つけたり。小学校に入ると体験できないこともあるはずです。子どもたちと一緒に、先生もぜひこの冬を楽しんでください。
生活発表会やダンス発表会などを11月〜2月頃に行う園も多いようですが、それ以外にも冬は行事のチャンスがたくさんあります。クリスマス会、お餅つき、凧揚げ大会、節分の豆まき…。こうした行事はサンタの飾りつけ、鬼のお面づくりなど、製作活動と連動して楽しむこともできます。そしてただ楽しむだけでなく、クリスマスの由来、お餅をついたり豆をまいたりする理由、凧揚げに込められた思いなど、文化や風習を学ぶ機会にもなりますね。
ほかにも、クリスマスやお正月に関する絵本を読んだり、歌を歌ったり。園庭で落ち葉を集めたり、石の下で冬眠している虫を見つけたり。小学校に入ると体験できないこともあるはずです。子どもたちと一緒に、先生もぜひこの冬を楽しんでください。
■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。