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2026.02.11

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寒い季節はコレ!乳幼児の年齢別「室内遊びアイデア集」を大公開!

寒い季節はコレ!乳幼児の年齢別「室内遊びアイデア集」を大公開!

冬はなかなか外で遊べません。特に乳幼児は気温による体調変化が気になりますね。でも室内で遊ぶとなると「今日は何しよう」「このスペースでみんなが楽しめるかな」「アレをするには準備がたいへんだし」…と、頭を悩ませがち。そこで今回は、特別な準備をせず、保育室にある身近なもので、明日からすぐできて、しかも子どもたちの発達を促す「室内遊び」のアイデアを、年齢別に紹介します!

0歳児には…1)「プレイマット」「ウォーターバッグ」で発達促進

プレイマットの準備は敷くだけです。慣れない子はまず「うつ伏せ姿勢」になることからスタート。慣れてきたら、目先に音が鳴るおもちゃや、カラフルな布を置いてみてください。きっと手を伸ばそうとしたり、体をひねって寝返りしようとしたりするはずです。これ、身体機能の発達だけでなく、好奇心や探索心も育みます。
少し動けるようになってきたら、クッションや丸めたバスタオルなどで緩やかな「はいはい坂」を作ってあげましょう。子どもはそれを乗り越えようと、手足を使って前進します。気がつけば、いわゆる「ずりばい」ができるようになっているかも。
また「ウォーターバッグ(センサリーバッグ)」を使った感触遊びは、視覚と触覚を同時に刺激します。水が冷たい冬は、ジップロックにビーズやスパンコールを詰めるのがいいかもしれません。サテン・フリース・オーガンジーなど、いろんな手触りの布を貼り付けた「感触ボード」もオススメです。指先で触り心地の違いを感じることで、五感を豊かにします。
口に入れても危険がない材料を使うこと、センサリーバッグの口が開いて中身を誤飲しないように注意することは、保育士のみなさんにはいうまでもありませんね。

2)みんな大好き「ティッシュひっぱりゲーム」

子どもがティッシュを引き出して散らかすのは、きっと全家庭共通。知育玩具にも箱ティッシュを引っ張り出すような仕掛けがよく組み込まれていますね。それだけ子どもたちは、ティッシュを引っ張るのが大好きなんです。
だったら思い切りやらせてあげましょう。用意するのは空になったティッシュやウェットティッシュの容器、中に入れるカラフルなリボンやスカーフ、花紙だけ。あとは引っ張り出す、カラになったらまた入れてあげる…の繰り返しですね。
「引っ張ると出てくる」という単純な動作ですが、実はこれ「原因と結果」の理解への第一歩。「引っ張る」→「何か出てくる」という因果関係を学ぶんです。もちろん指先の器用さや集中力も養われます。

1歳児には…1)体を動かす「トンネル遊び」「ボール集め」

まず段ボール箱をつないでトンネルを作りましょう。角を養生テープで保護し、トンネルが崩れたり動いたりしないよう固定すれば準備OK。子どもたちは四つん這いでトンネルの中をどんどん進みます。
保育士が後ろから「まてまて〜」と声をかけたり、出口に好きなおもちゃを置いたりすれば、子どもたちの「あそこまで行ってみたい」という意欲も倍増。全身の筋肉だけでなく、バランス感覚や空間把握能力も鍛えられますよ。
ゲーム性のあるボール集めも手軽で楽しい遊びです。保育室にカラーボールをばらまいて、「青いボールはこっちのカゴに、赤いボールはあっちに」といえば、子どもたちは夢中になって集めます。これは色の認識を深め、「目的を持って行動する」という習慣づけにもなります。
最後に保育士が「ぜんぶ集められたね!すごいね!」と褒めてあげれば、達成感を味わい、それが自己肯定感にもつながりますよ。

2)指先を使う「ポットン落とし」「シール貼り」

穴に何かを落として入れたり、何かに輪っかを落としてはめたりする「ポットン落とし」。ポストボックス、ポスティングといった既製品もありますが、「立てたペットボトルの飲み口にチェーンリングを落とす」といった手作りでも十分に代用可能です。
小さなものを「つまむ」ことで指先が器用になります。それを穴に入れる・輪を突起にはめるという動作は、目的意識を育みます。
「シール貼り」も手先の発達に有効です。丸や四角の大きめのシールを台紙から剥がし、画用紙などに貼る。最初は保育士が貼る場所を指定するのもいいと思いますが、慣れてきたら自由に好きなところに貼らせてあげましょう。
細かい作業は手先の応用性を高めますし、シールを剥がす感触、手にひっつく感触は触覚の刺激になります。さらに好きな場所に貼る楽しさは、好奇心や集中力を伸ばします。

2歳児には…1)全身運動の「サーキット遊び」

体を動かすのが大好きな2歳児には、室内でも全身運動ができる「サーキット遊び」がオススメ。まずはサーキットのコースを作りましょう。最初は床にビニールテープを貼り、はみ出さないように歩く「落ちない平均台」。次はクッションの小山を登って降りて、段ボール箱のトンネルをくぐったら、最後にフラフープの輪でジャンプ!
様々な動きを組み合わせることで、子どもたちはいろんな体の使い方を覚えます。そして運動能力やバランス感覚を総合的に高めていきます。簡単にコースを変えられるので飽きることなく、難易度を上げれば「挑戦したい」という意欲も掻き立てます。

2)表現する楽しさを知る「粘土遊び」「お絵描き」

指先の感覚が発達し、表現する楽しさを感じ始める2歳児には「粘土遊び」も最適。水と小麦粉、少量の油を混ぜれば、口にしても安全な小麦粘土の完成(もちろん小麦アレルギーの子には米粉粘土などの代用品を用意)です。子どもたちは、こねる・丸める・伸ばすといった作業に夢中になります。そして柔らかな感触を楽しみながら、少しずつ創造性を発揮して形を作るようになります。
お絵描きも2歳児の表現活動に欠かせません。まずは大きな画用紙にのびのび描けるフィンガーペイントや太めのクレパスがいいかもしれません。もちろん最初は「なぐり描き」ですが、だんだん意図のある線や、丸い形を描くようになります。こうした創作活動は想像力、色彩感覚、手と目の連動性、自己表現力などを幅広く養います。
保育士にとって、子どもたちが「昨日よりすごいことをしてる!」「これができるようになった!」という瞬間に立ち会えることは大きな喜びですね。この冬はいろんな室内遊びで、ぜひたくさんの「決定的瞬間」に出会ってください!
■監修/上嶋幹子
短大の幼児教育学科を卒業後、兵庫県で私立幼稚園での幼稚園教諭からスタート。その後、大阪府北摂の公立保育所と私立認可保育所で保育士として勤務。豊富な保育経験・スキルを有する。現在は、保育学生や保育士が安心して働ける環境を実現する活動を株式会社ワークプロジェクトで実践。保育ポリシーは「保育の正解はこどもが決める」。

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