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2026.02.18

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ひと工夫で園児も大喜び! 3〜5歳児の室内遊び、みなさんの「ネタ帳」を増やします!

ひと工夫で園児も大喜び! 3〜5歳児の室内遊び、みなさんの「ネタ帳」を増やします!

前回は「0〜2歳の乳幼児の室内遊び」を紹介しました。今回はその「3〜5歳児編」です。3〜5歳になると冬でも外で遊びたがりますが、さすがに最高気温が一桁の日などは厳しいですね。室内で遊ぶしかありません。ただ保育士にとっては「今日は室内で何しよう」「もうアイデアが尽きた…」というのが共通の悩み。そこで定番の遊びから、アレンジを加えた遊び方までを幅広く紹介。ぜひみなさんの「ネタ帳」に加えてください。

大人数で楽しめる!定番の「しっぽ取り」「震源地は誰だ」

3〜5歳児は室内でも体を動かす遊びが大好きです。特にみんなで楽しめる遊び、ゲーム要素の強い遊びは盛り上がりますね。
その代表格が「しっぽ取りゲーム」です。準備はテープやタオルをしっぽに見立て、スボンの後ろに挟むだけ。自分のしっぽを取られないように気をつけながら、友だちのしっぽを取るという簡単なルールですが、走ったり体をひねったり、かなりの運動量になります。
「震源地は誰だ」も大人数で楽しめますね。まずは鬼を一人決めて、他の子は円になって座ります。鬼に見えないように保育士が「震源地」になる子を指名。震源地になった子は手をあげたり叩いたり、立ったり座ったりして、他の子はその動きをまねる。鬼は円の中心でまわりを観察しながら誰が「動きの震源地か」を当てる、というルールです。人数多めのときには、鬼を2〜3人にするのもアリですね。

「かけっこ」や「サーキット遊び」に、ひと工夫を!

いつもの遊びもアレンジ次第で楽しさが増します。例えばシンプルな「かけっこ」は「動物かけっこ」に。これ、動物になって走るというルールを加えるだけなんですが、大盛り上がりします。まずは保育士がウサギ、ヘビ、お魚などの動物を指定。子どもたちは動物のまねをしながら、速く走れる動きを工夫します。中には速さを度外視して面白い動きだけを追求する子が現れたりして、それがまた大爆笑を誘います。やりたい動物を子どもたちに決めてもらったり、リレー形式にしたり、追加アレンジも可能ですよ。
「サーキット遊び」も「忍者になって」などのお題を加えると、一味違ってきます。サーキットを「修行」といい換えて、「一本橋を渡るときはすり足で!」「敵に見つからないようにジャンプは音を立てないように」といった指令を出すと、子どもたちは忍者になりきります。「忍者は他にどんな動きをするんだろうね」と子どもたちと話し合うのもいいですね。さらに忍者以外の設定も、ぜひ考えてみてください。

いす取り+フルーツバスケットで「お引越しゲーム」!

いすの代わりにフープを用意。床にビニールテープを貼って丸・三角・四角などの枠を作ってもOK。それを「お家」に見立てて「お引越しゲーム」を始めましょう。もちろん、いす取りゲームと同様に「お家」の数は参加人数より1人分以上少なめに、です。
全員がお家に入ったら、まずは保育士が「お引越し!」と号令をかけます。子どもたちは、いまのお家を出て、別のお家へお引越し。お引越しできなかった一人が次の号令役です。
カラフルなフープなら「違う色のお家にお引越し!」、ビニールテープの枠なら「違う形のお家にお引越し!」などの号令もアリ。これはフルーツバスケットの要領ですね。
さらに二人が住める大きめの家を設定するなど、工夫の余地は他にもあるはず。多少、押し合いになったりしますが、いす取りよりもかなり安全です。

静かに遊ぶなら、「迷路作り」がオススメ!

集中力や創造力を育むためには、体を動かすだけでなく、静かな遊びも必要です。「折り紙」「製作あそび」「読書」「お絵描き」「おままごと」などが定番ですが、これも工夫やアレンジで新しい楽しさが生まれますよ。
例えば「折り紙」なら、さっきの忍者サーキットで使うための手裏剣を作ったり、保育室を彩る季節の飾りを折ったりすると、目的意識が高まって、子どもたちはいつも以上に集中します。また「製作あそび」なら段ボールや新聞紙を使って、みんなで大型の作品を作ってみましょう。きっと完成時の達成感が倍増しますよ。
さらにオススメなのが「迷路作り」です。まずは画用紙に道などを描いていきます。最初は線画だけですが、そのうち「橋を渡る」「トンネルをくぐる」などの設定が加わり、だんだん迷路らしくなってきますよ。もちろん友だちが作った迷路を解くのも楽しさのひとつです。
さらに平面だと道を交差させにくいので、粘土で立体迷路を作るのもいいと思います。橋やトンネル担当など役割を分担して、みんなで作るのもOK。壮大な迷路ができるはずです。

みなさんもぜひ「ちょっとひと工夫」を!

いろいろ紹介してきましたが、もし「これならスグできそう」「ウチのクラスに合うかも」「マンネリ化を解消できそう」「それ、まだやったことない」という遊びがあれば、ぜひ明日から取り入れてみてください。
他にも、しっぽ取りゲームをチーム戦にする、ボール遊びを風船でやってみる、模造紙くらいの大型折り紙で実物大の服やカバンを作るなど、いつもの遊びにひと工夫加えると、新鮮味が生まれることがたくさんあります。遊びの可能性は無限。みなさんの園でもぜひ、工夫やアレンジをしてみてください。

みんなで「ネタ帳」を充実させていきましょう!

あっ、失礼しました。みなさんの園でも、きっとすでにいろんな工夫をしていますよね。「ウチではこんな遊び方をしている」「こんな室内おにごっこを楽しんでいる」という事例があれば、ぜひ『ほいとも』にも報告してください。
もちろん「動物かけっこ、取り入れてみたらめっちゃ盛り上がった」「ウチではさらに、こんなひと工夫を加えてみた」といった感想や成功例も大歓迎です。それを共有して、みんなで「ネタ帳」を分厚くしていきましょう!
■監修/上嶋幹子
短大の幼児教育学科を卒業後、兵庫県で私立幼稚園での幼稚園教諭からスタート。その後、大阪府北摂の公立保育所と私立認可保育所で保育士として勤務。豊富な保育経験・スキルを有する。現在は、保育学生や保育士が安心して働ける環境を実現する活動を株式会社ワークプロジェクトで実践。保育ポリシーは「保育の正解はこどもが決める」。

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