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2026.05.06

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保育園での給食、「ピーマン嫌い!」「食べたくない!」をやっつける5つのメソッド!

保育園での給食、「ピーマン嫌い!」「食べたくない!」をやっつける5つのメソッド!

栄養満点の給食だからぜんぶ食べてほしい。でもなかなか好き嫌いがなくならない。「食べたくない!」「今日は食べない!」「イヤイヤ!」と食事が進まない。そんな子どもたちに立ち向かい、日々奮闘しているみなさんに、これを克服する「5つのメソッド」を大公開! 明日からぜひ実践してみてください。

まずは子どもたちが「食べない理由」に寄り添いましょう!

子どもの好き嫌いにはまず、味・見た目・におい・食感などの「感覚的」な理由があります。ピーマンの苦み、トマトのぐにゃっとした食感、きのこ独特の風味…。大人は平気でも、子どもには強い刺激になるんです。
「心理的」要因も小さくありません。何かを食べてお腹を壊した、無理に食べさられたなどの経験がトラウマになっていることもあります。またイヤイヤ期で「自分で決めたい」という気持ちが芽生え始めた子には、「食べない!」も自己主張になります。
ここに「環境的」な要因も絡んできます。近くにおもちゃがあったり、お友だちが騒いでいたりすると興味がそっちに持っていかれ、食事どころではなくなりますね。
もちろん「物理的」な要素も見逃せません。お腹が空いてないと食べませんし、椅子の高さが合っていないと食事に集中できません。さらに量が多いと「こんなに食べられない」と圧倒されて食欲が減退することもあります。
では子どもの気持ちを理解したところで、「嫌い」「食べない」「イヤイヤ」をやっつけるメソッドを紹介していきます。

【メソッド1】食材への興味を引き出す「きっかけ」を作る!

まず絵本が効果的です。『やさいさん』や『おべんとうバス』などの読み聞かせで、子どもたちは野菜や果物のキャラクターに親近感を持ち、「食べてみたい!」という気持ちが自然に掻き立てられます。
手遊び歌のアレンジも効きますね。例えば『とんとんとんとんひげじいさん』の歌を『くいしんぼうのごりら』に変えて、ピーマンや玉ねぎなどの野菜の名前を登場させましょう。「ピーマンさん、こんにちは!」と歌えば、楽しみながら野菜の名前や形を覚えられます。
また調理前の食材に直接触れるのも効果的。洗ったニンジンやじゃがいもを子どもたちに渡し、「ツルツルしてるね」「こっちはゴツゴツ!」「どんな匂いがするかな?」と声をかけ、触ったり嗅いだり…。これも野菜への親近感を生みますよ。

【メソッド2】食べたくなるような「魔法の声かけ」!

「食べなさい」「残さないで」はプレッシャーとなり、逆に食事への苦手意識を増大させかねません。代わりに子どもの想像力を刺激し、食事が楽しくなるようなポジティブな声かけを試してみましょう。
例えば、「このお野菜を食べると、〇〇マンみたいに強くなれるよ」「わあ、信号みたいに赤・黄・緑が揃ってきれいだね」という調子で。「食事」が「冒険や発見の場」に変わります。
栄養を分かりやすい言葉で伝えるのもアリです。「ほうれん草は、元気に遊ぶためのパワーをくれるよ」みたいに。食べることと自分の体の成長が結びつき、「じゃあ食べてみよう!」となることが少なくありません。
「一口」も魔法の言葉の一つです。最終的には苦手なものも完食してほしいんですが、まずは「一口」が第一歩。「全部食べなくてもいいから、一口だけ挑戦してみない?」と優しく誘うと、口にしてくれるケースも多いんです。

【メソッド3】盛り付けの工夫で「見た目」を変える!

子どもたちは味覚だけでなく視覚でも食事を楽しんでいます。野菜の切り方や盛り付けを変えるだけで嫌いな野菜を食べてくれることもあるんです。
例えば、ニンジンやチーズを星やハートに型抜きする。ブロッコリーやミニトマトに動物の顔つきピックを刺す。これだけでいつもの給食が特別な「お楽しみメニュー」になり、「食べてみたい」という気持ちが湧いてきます。
どうしても苦手な食材は細かく刻んで、ハンバーグ、ミートソース、カレーなどの人気メニューに混ぜ込みましょう。最初はバレない程度に少量・みじん切りから。徐々に量を増やしてカットを大きくしていけば、味や食感に慣れていきます。

【メソッド4】「遊び」を「食事」に、うまくつなげる!

例えば、おままごとで苦手な食材の調理ごっこをします。フェルトや毛糸、ボール紙などで作ったニンジンやピーマン、お肉などの食材で自由に料理を作り、「いただきます」や「ごちそうさま」のやりとりまでを楽しみます。
製作活動では野菜の切れ端を使った「スタンプ遊び」。レンコン、オクラ、ピーマンなどの切り口は独特の面白い形ですね。これに絵の具をつけてペタンペタン。野菜の多様な形や模様に好奇心が刺激されます。
いずれも「遊び」での楽しい経験が、実際の食事での「食べてみたい」というポジティブな感情につながるんです。

【メソッド5】簡単クッキングで「自分でできた」を体験!

サラダ、和え物やフルーツポンチ、おにぎりなどは、子どもたちも調理で活躍できるメニューです。レタスを「ちぎる」、ボールに材料を入れて「まぜる」、ビニール手袋をしてごはんを「にぎる」。どれも立派な調理です。
子どもたちは調理経験を通して、レタスの触感、ごはんのツブツブ感を知り、「自分でできた!」という達成感を味わいます。自分で作ったものは、いつもより美味しく感じます。そして食材や料理への愛着を深め、「嫌いなものも食べてみる」という意欲に変わります。
大切なのは「食べさせなければ」と気負いすぎず、子どもたちと一緒に食事を楽しむことです。そのために「食べてみたい」という気持ちを楽しく引き出す「5つのメソッド」を、ぜひ試してみてください。みなさんの温かい関わりが、きっと子どもたちの「食べられた!」につながるはずです。
■監修/上嶋幹子
短大の幼児教育学科を卒業後、兵庫県で私立幼稚園での幼稚園教諭からスタート。その後、大阪府北摂の公立保育所と私立認可保育所で保育士として勤務。豊富な保育経験・スキルを有する。現在は、保育学生や保育士が安心して働ける環境を実現する活動を株式会社ワークプロジェクトで実践。保育ポリシーは「保育の正解はこどもが決める」。

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