2026.07.15
お役立ち情報
【注意!】園児の暑さ対策に比べ、保育士自身の夏バテ予防は疎かになりがち!

外遊びでは必ず帽子を被らせ、定期的に水分補給の時間を取って…。子どもたちには万全の暑さ対策を行っているはずですね。でも意外と疎かになりがちなのが、保育士自身のセルフケア。「子ども優先だから自分のことは後回しで」という気持ちは分かります。でもこの夏はぜひ「自分のことも大事に」してください。子どもたちに元気な姿を見せ続けることも、プロの保育士として大事なことですから。
暑さのステージが変わってきています!
最高気温が35℃を超える「猛暑日」に加え、今年から40℃以上の日に「酷暑日」という名称がつきました。欧州ではすでに記録的な熱波でたくさんの人が亡くなっています。またサッカーのワールドカップでも前半・後半の真ん中に、それぞれ3分間の給水タイム(ハイドレーションブレイク)が新設されましたね。
ひと昔前とは明らかに「暑さのステージ」が違います。もう「私は暑さに強いほうだから大丈夫!」なんていってられません。今年はいままで以上にセルフケアに気をつけましょう。
まずは服装や冷却グッズで「できる対策」を!
そして冷却グッズも併せて活用しましょう。水に濡らすと冷んやりする「クールタオル」、凍らせて使う「クールネックリング」はもう必需品。首を冷やすと体全体の熱が下がります。最近は首の付け根や脇の下などにピンポイントで貼る「冷却シート」もあります。100円ショップにもいろいろ揃っていますので、「自分に合う物」を手軽に探せると思いますよ。
勤務中は遠慮せずに水分補給やプチ休憩を!
水分補給は喉が渇いてからでは遅いといわれています。知らない間に脱水気味になっていることもありますので、水や麦茶を定期的に摂りましょう。一気にがぶ飲みではなく、「こまめに少しずつ」ですよ。
まとまった休憩を取るのが難しいときは、5〜10分の「回復休憩」を挟むのも効果的です。涼しい場所で体を休めて熱を下げれば、気持ちもリフレッシュできます。「暑い日は業務に支障のない範囲で、プチ休憩を取らせてもらってもいいですか」と、事前に園長や主任に許可をもらっておくといいですね。
責任感からくるプレッシャーやストレスも天敵!
まずは勤務中に「数分間の深呼吸」を取り入れてみてください。ちょっと手が空いたときに深く息を吸い込み、ゆっくり吐き出す。これを繰り返すだけで自律神経が整います。加えて一日の終わりに、今日の良かったことを書き出す「ジャーナリング」もオススメです。一つでも、小さなことでもいいんです。「幸せ」に目を向けると気持ちがポジティブになり、自己肯定感が高まりますよ。
さらに公私を意識的に切り替える「儀式」を作るのも効果的です。例えば、通勤中に好きな音楽を聴く、帰宅後にお気に入りのアロマを焚くなど。心の疲れを翌日に持ち越さないために、ぜひ自分なりの習慣を見つけてください。
勤務後のリカバリーの基本は「食事」と「睡眠」!
ただ冷たい物の摂りすぎは胃腸の負担になります。涼しい部屋で夏野菜と豚肉を蒸した温しゃぶや、具だくさんのみそ汁なども悪くないですよ。忙しい朝はヨーグルトにバナナを入れたり、ご飯に納豆を組み合わせたりするだけでも簡単に栄養価を高められます。
睡眠も疲労回復の基本ですね。就寝前にぬるめのお風呂に浸かる。エアコンは26~28℃に設定し寝冷えを防ぐ。26〜28℃が暑いと感じたら扇風機を併用する。寝苦しい夜も快適に眠れるよう工夫してみてください。就寝直前のスマホは脳を刺激して眠れなくなるそうですからほどほどに、です。
あとは自分の体調の変化を見逃さないこと!
体調を客観的にチェックするには、意識的に「いまの自分の心身の状態」に目を向ける習慣をつけるのがいいですよ。出勤時や休憩時間に「今日の集中力はどう?」「昨晩はしっかり眠れた?」「いつもより体がだるくない?」と自問自答してみてください。小さなサインに気づくことが、早期対策の第一歩です。
また気の合う同僚との情報交換もアリです。「今日、ちょっと体が重くない?」と確認し合ったり、「寝苦しいとき、どうしてる?」「昨日の休み、どうしてた?」と対策や気持ちの切り替え方を共有すると、ちょっと心が軽くなります。
残念ながら暑さからは逃げられません。食事や睡眠に気をつけることはもちろんですが、この夏はぜひ、気分よく過ごすため、リラックスするための「自分なりのメソッド」を見つけてくださいね。
短大の幼児教育学科を卒業後、兵庫県で私立幼稚園での幼稚園教諭からスタート。その後、大阪府北摂の公立保育所と私立認可保育所で保育士として勤務。豊富な保育経験・スキルを有する。現在は、保育学生や保育士が安心して働ける環境を実現する活動を株式会社ワークプロジェクトで実践。保育ポリシーは「保育の正解はこどもが決める」。