2026.08.05
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これで「室内運動会」も大盛り上がり!園児が夢中になる種目のアイデア集!

最近は9月・10月でも30℃を超える日が多く、屋外での運動会が難しい…。そこで「室内」に切り替える園が増えています。室内なら冷房完備で雨天延期の心配もナシ! 計画的に練習に取り組めるし、保護者の予定調整もスムーズ! いいことが多いんですが、テーマ設定や種目決めの苦労は屋外と同じです。そろそろ考え始めないといけない時期だけど「今年のテーマはどうしよう」「室内でどんな種目ができるかな」と悩んでいる保育士さんに、盛り上がること間違いナシの「年齢別のアイデア」を紹介します。
まずは「大会テーマ」の設定がカギ!
運動会の一体感を高めるには「テーマ設定」が重要です。身近な絵本や普段の遊びなどから着想を得るのがオススメ。例えば「海底探検隊」「宇宙の大冒険」「動物たちの森のオリンピック」など、子どもたちの興味・関心を惹くテーマを設定しましょう。
テーマが決まれば、それに沿った看板や入場門を段ボールで手作りしたり、子どもたちと一緒に簡単な衣装を作ったり…。準備・練習段階からモチベーションが上がりますし、当日も会場が一気に特別な空間に生まれ変わります。
このあと、アイデアを紹介していく「種目」についても、ぜひテーマに合わせてアレンジしてください。例えばテーマが「海底探検隊」なら、「バスごっこ」を「潜水艦ごっこ」にしちゃうのもいいと思います。
【0歳児】には、五感を刺激するふれあい遊びを!
ジョイントマットやクッションで作った安全で平坦なコースを、大好きな家族に向かって進む競技です。レースといっても順位なんて関係ありません。お気に入りの玩具などを振って優しく呼びかける保護者のほうへ進む姿自体が最高に愛らしく、温かい拍手に包まれます。
<親子でふれあい体操>
保護者の膝の上に乗ってバスごっこをしたり、曲に合わせて体をゆらゆら揺らしたり…。家族のぬくもりを肌で感じられるスキンシップ遊びです。子どもたちの笑顔に会場全体がほんわかした雰囲気になります。
【1・2歳児】は、シンプルルールの運動やまねっこ遊び!
大きな段ボール箱をカッティングシートや絵の具で電車・バスの形に装飾し、子どもを乗せて保護者が引っ張る競技です。子どもが帽子をかぶって運転手になりきるなど、ごっこ遊びの要素を入れるとさらに盛り上がります。保護者には本気で速く引っ張らないよう事前連絡を(笑)。
<動物なりきり競争>
ピアノの音や保育士の合図に合わせて、ウサギになってジャンプ、ゾウになってのっそのっそ、お猿さんになってウッキッキ…。日頃のリトミックや表現遊びを競技化したものです。これも順位なんて度外視。保護者には子どもたちの可愛らしい動作を純粋に楽しんでもらいましょう。
<フルーツ収穫ゲーム>
天井からぶら下げたロープや壁に、マジックテープを貼ったリンゴやバナナなどの手作り果物カードをくっつけ、子どもたちがそれをもぎ取ってカゴに集めるゲームです。手が届くか届かないか、ちょうどいい高さに設置すると子どもたちの一生懸命さが際立ちます。
【3歳児】には、協力する楽しさを盛り込んだ競技を!
音楽が流れている間はとにかくノリノリでダンス。曲が止まった瞬間に一斉に玉を拾ってカゴに入れる大人気種目です。室内なら段ボールなどでカゴの高さも自由に調整できますし、玉の回収もラクラクです。
<親子デカパンリレー>
大きなパンツに保護者と子どもが片足ずつ入り、歩調を合わせてコーンを回って次のペアにバトンタッチ。いち、に、いち、に、と声を掛け合いながら、体と心を密着させて親子で楽しめる競技の代表格です。
【4・5歳児】には、白熱するチーム競技も◎
段ボールを大きな輪にしてつなぎ、その中に入ってハイハイをしながら前進するリレー。前が見えない中、仲間の応援の声を頼りに進むことで、クラスの一体感が高まります。石ころなどがない室内なら擦り傷の心配もありません。
<綱引き・マット綱引き>
室内では床を傷つけず手が痛くなりにくい布製の平ロープや、大きなジョイントマットを使うのがポイントです。チーム全員で引くタイミングを合わせることが大事ですが、それは教えちゃダメ。子どもたちは事前練習の中で作戦会議を開き、主体的に正解にたどり着きます。
<クラス対抗リレー>
狭い室内でも、小さなコーンを回り込むコースにしたり、バトンパスの精度で差が出るルールにしたりすることで、十分に見応えのあるリレーになります。抜きつ抜かれつの大熱戦に会場全体が白熱。転倒防止には素足、または滑り止めの効いた室内履きが有効ですよ。
あとは時間配分や会場設営に気をつけるだけ
また限られたスペースを安全かつ有効に使うには、事前の配置計画も欠かせません。まずは競技エリアと観覧席の境界をビニールテープやマットで色分けし、子どもたちが安心して動ける空間を確保。どの保護者も我が子を間近で撮影できるよう、入れ替え制のカメラゾーンを設置してルールを決めておくと揉め事も起こりません。
これだけ暑いと、もう屋外・炎天下での運動会は厳しいですね。でも逆に「室内でどう楽しむか」は、まだ未開拓の部分もたくさんあります。今回のアイデア集はあくまで一例ですので、ぜひみなさんの園でも独自の種目を考えてみてくださいね。
短大の幼児教育学科を卒業後、兵庫県で私立幼稚園での幼稚園教諭からスタート。その後、大阪府北摂の公立保育所と私立認可保育所で保育士として勤務。豊富な保育経験・スキルを有する。現在は、保育学生や保育士が安心して働ける環境を実現する活動を株式会社ワークプロジェクトで実践。保育ポリシーは「保育の正解はこどもが決める」。