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2019.05.07

転職コラム

保育士の在職中の転職は「履歴書の書き方」がポイント!

保育士の在職中の転職は「履歴書の書き方」がポイント!

働きながら次の職場を探すことは大変なことですが、できるだけブランクを空けたくないという人にとっては在職中の転職活動はとても重要です。保育士として働きながら次のステップを目指そうとするとき、選考にも大きく関わってくる履歴書はどのように書けばよいのか、自分の情報が正しく伝わる書き方のポイントをご紹介していきます。

保育園やこども園への入社をお考えの場合、保育士資格(保母資格)、幼稚園教諭資格が必要となることがほとんどです。履歴書には免許、資格の欄がありますから、資格登録の名称と取得年月、もしくは取得年月日を記入してください。他にも、試験などを受けて取得した免許や資格があれば名称と登録年月日も併せて記入しておきましょう。保育と関係がないと思われるPC検定資格なども園によっては必要とされるかもしれません。短大や大学、専門学校といった学歴だけでなく、資格を取得した理由や動機は面接の際に質問されることもありますので、納得してもらえるような回答も用意しておきましょう。実技試験や筆記試験で努力したポイントなどをまとめておくのも有効です。

在職中の転職で履歴書を書く際には、勤務先でどのような業務内容を経験したのかだけでなく、子どもたちとの楽しかった思い出や保護者さまとの交流など、より具体的な内容の記述を心がけましょう。履歴書のなかでも職歴は採用担当者も気になる部分ですし、面接の際にも必ず質問されます。また、最終職歴の次の行に左詰めで「現在に至る」の一言を記載しましょう。在職中の場合「現在に至る」の一言を加えるのはマナーとされており、うっかり忘れている、あるいは知らずにいると応募先の担当者からマイナス評価となる可能性もあります。さらに、最終職歴の行の部分に余白があれば、右横の空いたスペースに「現在在職中」と記載しても構いません。最後の行は改行し、左詰めで「以上」と書いて締めます。在職中の転職活動で履歴書を書く場合には、まだその職場に在籍していることを採用担当者に分かるような書き方にすることが大切です。

退職予定日がすでに決まっている場合、それを履歴書に記載するか迷う人もいるでしょう。退職予定日を伝えると、選考する側が採用時の予定を組みやすくなりますので、現在働いている職場と退職日について合意ができている場合には書いておいても問題ありません。
また、積極的に書いたほうがよいケースもあります。それは退職予定日が近々で、すぐに再就職したい、応募求人の締め切りが近いといった場合です。退職予定日は「現在に至る」または「在職中」の後ろに「○月○日退職予定」と記載します。このとき、退職はまだあくまで予定の段階であるため、「退職」ではなく必ず「退職予定」と記載してください。職歴欄に退職予定日を記載した場合は、履歴書の本人希望欄にも同様に書きましょう。

新卒採用ではない経験者の転職活動では、履歴書に加えて職務経歴書も必要になります。職務経歴書は、これまでの自分の仕事の実績や経験、キャリア、自己PRを相手に伝えるために重要な役割を果たしてくれる書類です。職務経歴書はA4用紙1~2枚ほどにまとめます。丁寧な字だと採用側の印象がよくなりますが、字に自信がない場合はパソコンで作成しても問題ありません。職務経歴書には学校を卒業してからどのような職場で働いてきたか、どんな業務を行っていたか詳しい仕事内容も記入します。
自己PR欄には自分のアピールポイントに加え、読む人が「この人と一緒に仕事をしたい」と思えるよう志望動機や保育に対する情熱や意欲などを盛り込みましょう。自己PR欄に記載する内容は具体的なエピソードがある方が伝わりやすいです。決まった形式はありませんが、簡潔で読みやすい文にすることがポイントです。

履歴書の本人希望欄は、就職先が複数の職種を募集している場合の希望職種や、パートタイムなどで働く場合に希望する勤務時間や曜日などを記載する場所です。しかし、在職中に転職活動を行っている人はそれ以外にも記載しておくべき事項があります。

いつから仕事ができるかあらかじめわかっていると、採用する側が予定を組みやすくなるメリットがあります。「○月○日より就業可能です」と簡潔に書きましょう。

退職予定日が決まっていれば記載しておきましょう。職歴欄に書いている場合でも、同様に本人希望欄にも記入しておきます。

仕事をしていると電話連絡があっても就業時間中は取ることができないことも多いものです。そのため、「連絡可能時間帯:○曜日~○曜日 ○時~○時」など電話に出ることができる時間帯をあらかじめ記載しておくとよいでしょう。また、電話以外での連絡方法を希望する場合には連絡が取れるメールアドレスなどを記載しましょう。

応募した時点ですでに最終出勤日を終了し、現在は有給休暇の消化中という場合、履歴書にどのように書いたら良いのでしょうか。この場合、もう以前の職場で仕事をすることはありませんが、履歴書には「在職中」とだけ記載しておけば問題ありません。年次有給休暇は休みではありますが、まだ以前の会社から給与が発生していることになります。

在職中の転職活動は時間的にも体力的にも大変に感じる部分が多いものです。しかし、転職に必要な履歴書や職務経歴書は、これまで自分がどんな職場で何をしてきたのかをしっかりアピールできるチャンスでもあります。今までの経験を思い出し、また上記を参考にしながら動機や転職理由なども履歴書に書いてみてください。さらに添付する証明写真についても、写真屋さんで撮影してもらうなど、履歴書の作成には「自分の魅力が伝わる」ようなひと工夫を加えましょう。

■監修/新谷ますみ
保育園運営本部で勤務。短大の幼児教育学科を卒業し、保育士・幼稚園教諭資格を取得。結婚後も仕事を続け、出産を機に一度退職。子育てがひと段落して、職場復帰。大切にしている言葉は「失敗しても、じっくり待つ」。

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